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特攻の島 第8巻|佐藤秀峰 (著)

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本土決戦を目前に、作戦海域へ到着した 伊53潜は、17隻からなる大輸送船団と遭遇。艦長は数的不利を鑑み、敵を分断する策を試みる。だがその作戦の最中、艦長は負傷。敵の護術艦が迫る! アマゾンより引用

 

特攻の島 第8巻

 

第7巻の続きからになります。今回の表紙は背景が全面真っ白で、前回の7巻程の迫力はなくなっている感じですが、回天特攻隊員として出撃している渡辺の表情が体全体として描かれているので、そろそろクライマックスが迫ってきている印象があります。

回天戦用意!、回天隊員は直ちに準備しろ。

敵には見えていない。我々が立ち向かってくるという可能性が・・・。艦長が号令をかけると、渡辺は甲板の回天の中から電話で、必ず命中しますと答えます。

しかし、艦長の様子は芳しくなく、手に包帯を巻いて肩からそれを吊るしている状態であり、大変苦しそうな状態で渡辺に頼んだぞと一言告げると、その場で倒れ込んでしまいます。

艦長がこのような立っているだけでも難しいくらいの大怪我をしている理由は、7巻に詳しく描かれていますので、興味があればご覧になってみてください。

艦長不在のまま、潜水艦は海中を進み続けてます。そして、艦長代行が総員に告ぐ、これより我々は敵との戦闘に入る、180度回頭、深度18メートルで敵に正面から向き合えと指示を出します。

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それから潜望鏡を上げ、周囲を確認してみると、アメリカ軍の敵艦隊はすぐ目の前に来ており、あまりの近さに驚く艦長代行だったのですが、そのときに館長は医務室で意識を失っており、渡辺は艦橋から出る情報を回天の中の電話で確認していました。

そして、回天戦用意。1号艇発射準備の号令がかかると、渡辺は1号艇渡辺発射準備ヨーシと答え、殺してやる・・と回天の中で強い意思を示し続けるのでした。

潜水艦の艦橋では、潜望鏡からアメリカ軍の船団をその間も監視しており、しばらくして船団の姿が見えなくなり潜望鏡をおろしていると、アメリカ軍の駆逐艦がすぐ真上を通過していてその場で潜水艦に向けて爆雷攻撃を行うことになります。

海中に投下された爆雷は、激しく爆発をつづけて、その衝撃は潜水艦の中にまで到達する状態で、一気に浸水が始まったのを受けて、艦長代行がこの場所から退避命令を出します。

急速潜航を開始した潜水艦に対して、容赦なく爆雷を投下するアメリカの駆逐艦からの攻撃を受け潜水艦は致命的なダメージを受けてしまい、甲板に固定されている回天の中にいた関口は顔に重傷をおってしまう事になります。

その時、搭乗員が血まみれになってそこらじゅうで倒れている中、艦長代行は今のを、もう一発もらったら沈むぞ・・・、この場を一刻も離れろと指示をだすのでした。

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