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巨蟲列島 第2巻
第1巻からの続きになります。表紙にはちょっとわざとらしい感じで巨大な昆虫から身を守ろうとうする迷彩服の女子高生睦美、ブレザーの女子高生、私服の男子高校生が描かれていて、謎の島に墜落した際に巨大な昆虫に襲われながらサバイバルを行う展開になります。
なんだよまだ暗いじゃねえか、疲れてるんだもう少し寝かせろよと愚痴を言ってくる男子生徒に対して、移動するなら今がチャンスなんです。朝日とともに夜行性の昆虫は動きを潜め始め、昨日襲ってきた巨大なアゲハやハチは、太陽光で体があたたまるまでの間、活動しないんです。今なら舗装路を使って医療施設へ移動できますと睦美が答えます。
その時、森の奥でバサバサと大きな物音がして、先程、愚痴を言っていた男子生徒が虫は出ないんじゃねえのか?と話すと、睦美は、何か異変を感じたら松明を向けてくださいといい。これだけ音が大きいと何か巨大な昆虫が飛翔していることまでしか・・・不安になりながらも力強く答えます。
一同が注意をして周辺を確認しても巨大な昆虫らしきものは見当たらなかったので、そのまま安心して医療施設に向かって移動を行うことになるのですが、その時、愚痴を言っていた男性生徒が担いでいるけが人の手の中で、何かがモゾモゾと動いているのでした。
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その後、医療施設に無事に到着し、鉄筋コンクリートの立派な施設であることに驚くメンバーたちでしたが、先程愚痴を言っていた生徒がドアを破壊しようとしていて、思いっきりドアを壊そうとした瞬間、中から既に他の入り口から侵入していた生徒の一人が壊したら虫が入ってくるだろうと言いながら、中にメンバーを招き入れるのでした。
医療施設の中には、巨大な水槽が設置されていて、その前にある待合室の座席の上にジガバチの毒に侵されて意識がなくなっている生徒二人を寝かせ、毒を薄めるために、生理食塩水を探してくださいと睦美がメンバーに指示を出します。
そこの頃、先に建物の中に侵入していた男子生徒は単独行動をしていて、事務所にあるパソコンを入手しようとしていたのですが、そこで見たものは・・・。
無事に医療施設内で食塩水を見つけたあの愚痴を言っていた男子生徒は睦美に早く意識がなくなっている友人を助けろと話すのですが、そこでおばあちゃんの糖尿病の注射をしていたことがあると名乗り出た女子生徒が代わりに行おうとします。
また、食料や水などもこの医療施設にあることがわかり、それを食べ飲みしながら、ここなら安全だし、救助も2日もあれば来ると大喜びしているメンバーたちなのですが、睦美だけはここが安全なら、なぜ一人も職員がいないのかを疑問視するのでした。
それから一時間後、食塩水を注射して寝かせていた男子生徒が突然跳ね上がり、目が飛び出した状態で、意味不明な言葉を発して、医療施設から屋外にはしりだしてしまうのですが、それを見た睦美は、レウコクロリディウムに寄生されていると叫ぶのでした。
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