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内気な高校生・江山藍都は、いじめの首謀者・桐島彩を「監禁ゲーム」の相手に選んだものの、桐島の折れない心の前に何も出来ずにいた。だが、2日目、指を噛みちぎられたことで人格が豹変。桐島を心の底から絶望させるべく、そのヒントを得るため、もう1人の監禁者・三崎由乃に接触する。一方、金が目的でゲームに参加した勝又誠司は、おだやかな監禁生活を送っていたが……!?――先の読めない展開と心をエグる描写で大反響のサスペンスホラー。待望の第2巻! アマゾンより引用
監獄実験―プリズンラボ― 第2巻
第2巻からの続きになります。表紙にはOLの制服を着用した女性が左手に血が滴り落ちている般若のお面を持って右手の人差指で何かを指し、前方にいる何かを見ている状態です。前巻では冒頭から異常な男子高校生が出てきましたが、どうなるのか?
その部屋に入ると、血まみれの女性が立っており、その先にはハンマーを右手に持ったあの男子高校生も血まみれの状態で立っていて、部屋に入ってきたスーツ姿の男性から、目の前に転がっている死体は戸宮さんですよね?、と聞かれます。
女性は、はい、戸宮清、私の監禁相手だった肉片ですね・・・と答えると、スーツの男子絵は殺した監禁相手って戸宮さんか、、だけどここは三崎さんの監禁室、江山くんがなんでここに?と、ハンマーを持ってその場に立っている男子高校生に訪ねます。
そして、スーツの男子が返り血すごいね?と尋ねると、江山はこれ?、違います、全部俺の血ですよ、小指が落ちたんでとその切断された左手の小指を見せながら不気味な笑顔で語るのでした。
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なんでも、監禁相手を殺してしまったら終了らしく、私はどうしたらいいのかと?スーツ姿の男性に尋ねる女性に対して、あとで担当の新村から連絡があるので、部屋に待機しておいてくださいといわれて、その場がまとまります。
その後、医務室で切断した小指をくっつけていた江山は、ドクターから何ですぐ治療しに来なかった、これじゃあもとに戻る保証はできんぞと注意をされるのですが、その際に、江山藍都の血を全部捨てたいと語り、ドクターから死ぬだろうと突っ込まれます。
先程のスーツ姿の男性は、あの女性の担当である新村と監禁室で起こった内容を確認したいので、その映像を見せて欲しいと依頼するのですが、それを聞いた新山は、後悔するなよ、狂っているぞこの二人と言って、ノートパソコンで映像を見せ始めます。
あの男性がバラバラにされて死んでいた監禁室では、バラバラにされる前の男性が縛られた状態で床に転がっていて、そこで、江山が女性に対して16世紀頃、貴族が遊んでいた悪魔のゲーム、骨潰しゲームをしようと提案します。
ルールは単純で、奴隷を一人連れてきて、奴隷を交互にハンマーで殴りつつけ、奴隷は当然助けてと叫ぶのですが、殴り続ける間に、助けてが殺してになる・・、それをどちらが先に言わせるか・・・、今からまさにそれを開始しようとしている江山の姿が防犯カメラの映像に記録されていたのでした。
1巻に続いて、この男子高校生の異常ぶりは普通ではないようですね。
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