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信長のシェフ 第17巻|西村ミツル (著), 梶川卓郎 (漫画)

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織田家家督相続の儀を無事に終えた信長は、岐阜城を後にした。一方、顕如と松永久秀は果心居士の予言を利用しようと考え…。信長と顕如の最終決戦、天王寺合戦で信長を抹殺する計画が動き出す! アマゾンより引用

 

信長のシェフ 第17巻

 

第16巻からの続きになります。今回の表紙はケンが右手で桜の枝の先から切り取った花びらを持ち、その花びらが落ちているシーンが描かれています。今回の背景は桜の花びらと同じピンク色一色になっているようです。

冒頭から松永と顕如の密談が茶室で行われており、その席で果心の予言によれば、その戦では明智光秀がなかなかの鍵を握っていると松永が不敵な笑みを浮かべながら答えています。

茶室の外で座っている預言者を名乗る松田は、茶室での話し合いは終わったのかな?、こういう時は身分がないと損だよね、一緒に中にれてもらえないと駆けつけていた瑶子に話すのですが、瑶子は預言者(松田)を殺すの言葉の意味を既に知っています。

瑶子は松田に対して、松永になにをいったのか?、顕如まで巻き込んで一体何をしょうとしているのか?、そう問いただすのですが、松田はニヤついたまま、聞いての通り、織田信長を殺して歴史を変えようとしていると答えます。

そして・・・、

本能寺の変の黒幕は分からないし、歴史通り進むと明智光秀は変の後、三日天下で終わってしまうこと、更には松田が織田信長に蛙のように矮小だと虚仮にされたことを根に持っており、信長にそのむくいをうけてもらわなければならない・・・。

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本願寺をただの寺と勘違いしていないか?、本願寺顕如は織田信長の天下統一を10年遅らせた男であり、信長にとって最も巨大で最悪の相手なんだよ、これから起こる、天王寺合戦は顕如と信長の事実上、最後の軍事衝突、そして信長抹殺の最後のチャンスだ・・・。

信長は信忠に家督を譲った後、これを境に歴史の表舞台に立たなくなり、合戦場にでてこなくなる、ただ、この天王寺合戦だけは違う、本願寺軍15000の兵に対して、信長はたった3000で出陣し、足軽に混じって、先人を切って合戦場を駆け回り、銃弾を受ける・・・。

この時、一歩間違えれば、織田信長はこの戦で死んでいたんだよ、それを利用して、織田信長をこの戦場で一歩間違えさせてみようじゃないか、そして、この天王寺合戦は、明智光秀を助けるために、織田信長が出陣した戦であることを瑶子に話すのでした。

松田はこの戦で本願寺軍に囲まれる予定の明智光秀をそそのかして、救出に来た織田信長を本願寺顕如の軍と明智光秀の軍で挟み撃ちにし、その場で織田信長を討ちと策略をしています。

茶室の中では、松永が松田の予言の話を顕如と交わしており、顕如は預言者など信用しないと、この話に乗る気がないことを告げ、最後に預言者の松田ではなく、私を信じてくださらぬかと顕如に問うと、顕如は織田家の家臣のあなたがなぜ信長を討とうとしているのか?、問い返します。

それに対して、松永は私は織田信長という男が大嫌いなんですと答え、顕如も、私もですよと笑いながら答えるのでした。

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