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そば屋幻庵 第7巻| かどたひろし (著)、梶研吾 (著)

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幕府の重職だった過去を隠し、旨い蕎麦作りを追求する牧野玄太郎のそば屋台[幻庵]は今宵も大繁盛。幼い頃の淡い恋を成就させるため上方から江戸に戻ってきた青年。母と死別しグレてしまった若者と、それを厳しくも温かく見守る長屋の面々。玄太郎の相棒・平吉と、彼を慕っていた女性・えんとの、大人の男女の機微…本巻も様々な登場人物たちの、多種多様な人間模様が描かれています。 アマゾンより引用

 

そば屋幻庵 第7巻

 

第6巻からの続きになります。表紙にはいつもの玄太郎が武家の服装で後ろ向きで顔だけが横を向いており、その前には藤丸が紅白の布を頭から被って舞を踊っている姿が描かれています。

冒頭から讃岐踊りのような踊りを舞台で披露している女性たちが出てきて、その中央にやたら綺麗で目立つ女性が桜の花びらが舞い散る中から登場します。どうやらこの女性は艷乃とよばれる町民から大変好かれている女芸者のようです。

その芝居を見ていた女性が終了後に2人仲良く歩いていると、そのうちの1人が藤丸姉さんも素敵だけど、艷乃には違った良さがあるよねとにやけながら歩いています。

丁度、目の前から藤丸が1人で歩いていて、それを見た女性の1人が、姐さん、この子ったら姐さんから浮気したんですよと笑いながら話しかけます。

どうやら、この芝居を見ていた二人の女性は藤丸の後輩の芸者のようですね。

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藤丸はその話を聞くと、顔を赤くしてあのそば屋のオヤジ、玄太郎は芝居が好きなんだろうかね?と1人でぼーっと考えてしますのですが、それを見た二人の後輩の芸者は、姐さん顔が赤いですよと茶化すのでした・・・。

数日後、藤丸姐さんいらっしゃいと声をかける玄太郎の姿があり、いつもの蕎麦を注文する藤丸が、天草艷乃一座の芝居を観てきた事を話し、玄太郎は知っているか?と尋ねると、玄太郎はさっきのお客さんたちも随分評判に話していましたと、いつもの笑顔で答えます。

しばらくすると、玄太郎のそばの屋台にあの艷乃御一行がやってきて、藤丸にお隣よろしいですか?と話しかけ、それを見た藤丸は艷乃が来たことに驚き、舞台でも綺麗だったけど、近くで見ると本当に綺麗ねと話します。

艷乃は、藤丸姐さんこそ、ものすごいべっぴんさんじゃないですかと言い、玄太郎にそばを注文すると、艷乃が玄太郎に良い男ぶりじゃないかいと話し、評判通りのうまいそばだと褒めながら食べ始めるのですが、そこで讃岐うどんの話をし始めたので、玄太郎がニッコリして詳しそうですなと、話します。

艷乃とそばやうどんの話を嬉しそうにしている玄太郎を観た藤丸は、玄太郎の顔を見ながら顔を赤くしてから、ごちそうさまと一言声をかけ、その場を後にするのですが、その様子を見た玄太郎が走ってきて、話しに夢中になってすいませんと、笑顔で挨拶をするのでした。

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