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本物”を求めるミステリー・ファンの間で超ウワサ! MIT帰りの天才少年・燈馬(とうま)×元気全開の女子高生・可奈(かな)――事件とナゾが、ふたりを待つッ!! 世界一のゲーム会社で起きた密室殺人事件とは……!? 第1話「ミネルヴァの梟(ふくろう)」編をはじめ、巨匠が遺した人形館に交錯する、人の欲と想いの軌跡を描いた「銀の瞳」編を収録! あなたも“知的エンターテイメント”に……いざッ!! アマゾンより引用
Q.E.D.―証明終了― 第1巻
表紙を見る感じでは、かなり古い作品ではないかと思うんですが、QEDの意味がまずわからないことと、証明終了についても、関連性が見えてこないのですが、少年と携帯電話で会話をしている少女が描かれていますので、この二人がどう関わってくるかになるでしょうか?
とりあえず、QEDの意味がわからないのは置いておいて、序盤でいきなり誰かが刺されますので、殺人事件の推理物の雰囲気満載ですが、犯人が黒い手袋をしたままその犯行現場から逃げた後に、刺された男性が最後の力を振り絞って、トランプのダイヤのキングを手に取ります。
殺人事件物の推理作品に良くある、いわゆる、ダイニングメッセージと言うやつですね。
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その後はゲームセンター内にて表紙の女の子が出てくるのですが、やはりかなり絵が古い印象がありますので、年代的にも古くて作者の方も書き始めてあまり慣れていない頃の作品ではないかと思われます。
そこで、100人抜きをしていた表紙の男の子がいて、なんでも先を読むような勝ち方ばかりしているものですから、対戦相手に殴られてしまって更に殴られそうになった際に、表紙の女の子が椅子を持って勇敢にも助けに入ります。
ここで二人の関係が明かされるのですが、どうやら、男の子の名前はノーベル賞受賞者が沢山いるMITにいた燈馬(とうま)で、女の子の名前は可奈(かな)らしくて、二人は同級生のようですね。
それが二人の出会いで、燈馬(とうま)の頭が良いと話していたところ、同伴していた女子高生の携帯に連絡が入り、そこで父親に重大な何かがあったようなのですが、恐らくは序盤で殺害された男性こそが、この女子高生の父親だと思われます。
現場のビルまで3人でいったものの、関係ない燈馬(とうま)と可奈は追い返されてしまうのですが、そこにやってきた水原警部がなんと、可奈の父親だったという・・・、序盤から関係者が続々出てきますが、追い出されたはずの燈馬(とうま)と可奈は警備員がいない場所に隠れながら、可奈曰く私の父さんは捜査一課の刑事であると告げて、ひょっとしたら、あの女子高生の父さんは・・・と心配をしてしまいます。
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