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憂国のモリアーティ 第1巻|三好 輝 (著), コナン・ドイル (企画・原案), 竹内 良輔 (編集)

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時は19世紀末、大英帝国最盛期のロンドン──。この国に根付く階級制度に辟易するモリアーティ伯爵家家長子・アルバート。孤児院から引き取ったある兄弟との出会いによって、世界を浄化するための壮大な計画が動き出す。名探偵シャーロック・ホームズの宿敵、モリアーティ教授の語られざる物語の幕が開く──!! アマゾンより引用

 

憂国のモリアーティ 第1巻

 

表紙にはピストルを左手に持ち自分の頭に照準を向けている金髪の男性が描かれていて、それだけではよくわからないのですが、中央に原案コナンドイルとあり、タイトルにモリアーティとあるので、これがあのモリアティ教授であると予想できますね。

有名なシャーロックホームズのライバルとして色々な作品で取り上げられてきた、モリアティ教授が、現代の漫画で主役となり、どのように描かれるのか、シャーロックホームズが好きな人でしたら、気になる作品ですから、早速中身を見てみます。

1866年、イギリスロンドン郊外。

そこにモリアーティ家のおぼっちゃんが笑顔で一人郵便を届けにやってきました。そこでは、バーストかよと叫ぶ帽子をかぶった男性がいて、いくかやめるかと判断を悩んでいたところ、モリアーティ家のおぼっちゃんが、ツイストと声をかけます。

笑顔でツイストですよと言われて、迷っていた男性も信用するぞと賭けに出てみると、ぴったし21でこのトランプの賭けに勝利することとなり、モリアーティのお坊ちゃんは未来が見えている凄いと言って、大喜びをします。

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そうしていると、お坊っちゃまお知恵を貸してくださいといった感じで、多くの人たちが集まってきており、それに優しく対応するのがモリアーティ家のお坊っちゃまだったのです。そこに兄のアルバートが馬車でやってきて、一緒に帰ろうと誘い、馬車に乗ります。

その馬車の中で、弟に対してその知識はいずれ世界の宝になるといい、弟はネズミ退治の助言の際のいただいたパンを兄アルバートに見せると、それは正当な報酬だから黙って一緒に食べておきなさいと優しく声をかけます。

屋敷に着くと、もう一人の弟がなぜか掃除をしていて、先ほどのトランプの助言をしたモリアーティのお坊っちゃまの弟と話をしていると、執事がやってきます。おい貴様、誰の許しを得て馬車に乗っていると怒鳴りつけるのですが、このモリアーティのお坊っちゃまにはなにやら事情がありそうですね。

どうやら、あの頭の大変良かった礼儀正しいモリアーティのお坊っちゃまは、実は貴族のご子息ではないらしくて、少し前まで裏路地で残飯漁りをしていたところをこの屋敷に拾われた広い後だったのです。

そして、屋敷の中では本物の貴族の子息で理解者である兄アルバートを除き、あらゆる人たちからモリアーティのお坊ちゃんは嫌がらせや虐待を受けることになるのでした。

しかし、モリアーティの顔は不気味に微笑んでいたのです。

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