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孤独な青年・森文太郎は転校初日、同じクラスの宮本にけしかけられ校舎をよじ登ることに。一歩間違えば死んだかもしれない、だが成し遂げた瞬間の充実感は、今までになかった「生きている」ことを確かに実感するもの…。文太郎はクライミングへの気持ちを加速させはじめた――!! アマゾンより引用
孤高の人 第1巻
見るからに寒そうなイメージで男性の顔が書かれていて、まっすぐ正面を見ている姿が印象的な孤高の人になりますが、表紙だけではどのような内容であるのかが良くわからない為、早速中身を見てみることにしましょう。
どうやら、元々は原案になった小説があるらしくて、それを読んだ作者の方がその小説の加藤文太郎の人間という生き方に強く共感したらしくて、それで山という難しい題材であっても、力強く意思を曲げることなく、一歩一歩上を目指していくとのことです。
これは、相当な思い入れがあり、半端でない作者の方の意気込みが感じられますので期待ができそうですし、どうやらこれで登山系の漫画であることが分かりましたので、ちょっと気合を入れてみてみることにしましょう。
と思ってみたら、いきなりK2東壁の凍りついた絶壁を登っている男性がいて、これだけを見ても作者の方の気合の入り方がひしひしと感じられるのですが、次のページで頂上に立っているシーンが書かれていますから、無事に登り切ったのでしょうか?
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恐らくはこのK2東壁にアタックするシーンはもう少し先の話になるのでしょうけど、それまでの話としてまずは、高校の話から最初は始まるようです。
早速、森文太郎が転校をしてきて、そこで紹介をされるのですが、指定されて席に座った瞬間、後ろの席に座っていた、見るからに悪そうな金髪の生徒から思いっきり、肩を掴まれてしまい、大声をあげてその手を振り払ってそのまま寝てしまいます。
森文太郎はかなり愛想が悪いようで、他の生徒とはなかなか話もせずに、屋上に上がって一人で寝ていたところ、さっきの悪そうな金髪の生徒がベランダ側から登ってきて脅かすのですが、そこで、お前も下から屋上まで壁を伝って登ってこいと突きつけます。
その挑発に乗ってしまった森文太郎は、一人で命綱もつけずに一人で屋上を目指して学校の壁を登り始めるのですが、それを教師や生徒が見つけて大騒ぎになり、周囲が止めに入る中、マントリング?という手法なのか?、ルートなのか、それで屋上に上りきり、挑発した金髪に俺も未踏のルートだと驚かせることになります。
その後、体格のいい教師がやってきて、森文太郎がやった行為に激怒するのですが、その姿を見た教師が、気持ちよかったかと問いただし、目の前に見える巨大な断崖絶壁を指差し、あそこならもっと空に近づけるぞと話しかけるのでした。
この漫画は、序盤からK2登攀が出てくるし、作者の気合いも入っているしで、今後の展開もかなり凄そうです。
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