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フォージ安全ビルに不死の亜人テロリスト・佐藤が侵入! 社長とその秘書を護るために永井圭は社長室のある15階へと向かう。先回りした佐藤は圭の仲間の黒服たちと交戦し、これを粉砕していく。佐藤の脅威をここで止めるべく、亜人管理委員会の戸崎は建物を完全封鎖。一切の出入りが不可能な巨大な棺桶と化したビルの中で社長室フロアに駆けつけた圭が、佐藤と激突する! アマゾンより引用
亜人 第9巻
第9巻からの続きになります。表紙には顔が真っ二つに分かれている亜人が笑っているような姿が描かれていて、恐竜の爪のような右手を広げている様子です。背景はピンク1色で、それがまた、不気味さを掻き立てている印象があります。
フォージ安全ビルの永井の作戦が徐々に崩壊してきて、佐藤がビル内に侵入した後、永井は中野と2人で15階に向かっていた所、階段で警官4人に銃を向けられているシーンから始まります。
永井はこの警官達を殺すわけにもいかないため、瞬時に中野を人質にとり、お前はノーマークだからと中野に銃を突きつけて道を開けろと警官を脅すのですが、その時、警官が発砲した麻酔銃が永井の腕にあたり、そのまま永井が倒れてしまいます。
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別の場所では下村と警官に変装した田中が激戦を繰り返しており、麻酔銃を撃ったはずの田中は実は防弾チョッキで身を守って倒れたふりをしていて、油断した下村を亜人で襲うのですが、その時に亜人同士が触れたことにより、下村の過去の記憶を知ることになります。
倒れた下村に手錠をかけて、そのまま上の階に移動する田中だったのですが、社員たちが下村が亜人であるとカメラを持って撮影をし始めたため、登っていた階段を降りていくことになるのでした。
一方、麻酔を打たれて倒れてしまった永井と、警官に囲まれている中野は、中野を助けに来た救援隊が警官に支持を出している瞬間に麻酔銃で警官を刺し、永井の顔面を銃で撃って復活させることに成功します。
その頃、佐藤は1人で戸崎の部下たちと銃撃戦をしており、麻酔銃が命中した佐藤はその場で倒れ込むのですが、腕に麻酔銃が当たったことを懸念した永井は、平沢に喉元を見るように話、喉元が動いていることを確認した平沢が佐藤に対して銃撃を行います。
佐藤の首に麻酔銃が命中し、今度こそは確実に倒れていることを確認した平沢たちは、佐藤の確保をはじめるのですが、永井は何かまだあるのではないかと考え、もしかしたら・・・とある懸念を抱くのですが、それは僕にしか出来ないと判断。
しかし、実は佐藤も永井と同じように亜人を自動で動かすことが出来る能力があり、気絶している佐藤の横で、次々と戸崎の部下を暴走した亜人が殺害していくのでした。
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