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卒業旅行帰りの大学生7人が事故で轢いてしまった、“異形の何か”。その出遭いこそが、悪夢の始まりだった。前途洋々だったはずの若者たちに、突如下される“余命7日間”の宣告。逃れる術は、無いのか――。『三億円事件奇譚 モンタージュ』の渡辺潤が描く、戦慄の“異形”ホラー!! アマゾンより引用
クダンノゴトシ 第1巻
表紙には、不気味な感じで血まみれになっている男性の顔がアップで描かれているのですが、それ以外はほぼ真っ黒で、クダンノゴトシのタイトルが白抜き文字で書かれているので、より一層不気味さを引き立てる要因になっていますから、ホラー系のストーリー展開がされるものだと思われます。
7日後に必ず死を迎えるとしたならば、あなたならどうする・・・
断崖絶壁から1人で海を見下ろしている茶髪の青年が旅館から出てきたような格好で何か真剣な眼差しで立っています。見た感じではこの場から飛び降り自殺でもしそうな雰囲気ですね。
その後、大学の旅行サークルの卒業旅行で伊豆に車で来ている、藤澤伸司と馬場あゆみは、せめて沖縄旅行にならなかったのかとか、しょうがないじゃん、ビンボーだし、うちらの代で潰れるサークルなんだからとか話しているようです。
どうやらこの車にはかなりの学生が乗っているようで、小野寺洋太、河合舞、白石辰巳、そして冒頭に断崖絶壁で一人立っていた茶髪の辻元光たちも、テニスサークルはイタリアに言っているだとか、社会人なれば金もあるだろうから、お盆あたり海外デビューしちゃうとか、話していると・・・。
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1番後方の座席に座っていた、辻元光が、幸せな内定組の君らが俺の旅費を出してくれるのなら海外行ってやってもいいけど・・・、と辛そうな顔で話しています。
その1番後方の座席で就職先が決まっていない辻元光の隣りに座っていた女性、桜井千鶴に対して、辻元光はヒモの素質があるから気をつけろと笑いながら話すメンバーたちだったのですが、今一体何処を走っているのか?そう話が始まると、カーナビには表示されていない山道を走っていることに気がつきます。
なぜ?山道を走っているのか、Uターンしたほうが良いとかメンバーが話していた時、突然ドンと大きな音が発生して、何かに車がぶつかり凄まじい衝撃とともにその場で急停止することになりメンバー達が大慌てをする中、何かを轢いた・・・まさか人ではないよね?、そう言いながらメンバーで轢いたものを確認しにいきます。
スマートフォンの照明をかざしながら、メンバーたちが向かった先にあったものはなんと、表紙に描かれていた不気味な男性の顔をした真っ黒な牛であり、その姿を見たメンバーたちは恐怖をして、その場で男性の顔をした牛を集団で殴り倒すことになります。
序盤の展開はホラー作品でよくある、大学サークルのアットホームな環境から始まり、いきなり男性の顔をした牛が出てくる急展開になるのですが、この謎の生き物と大学生達の関係はどうなっていくのか、個人的には続きを見てみたいと感じた作品です。
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