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対馬に陸続と上陸する蒙古軍に一矢報いるため、夜襲を仕掛けた対馬軍!だが、女真族出身の征東軍副元帥・劉復亨が驚異的な戦闘力で迎え撃つ!身内の裏切りもあり苦境に立つ朽井!危機を脱することができるのか!? アマゾンより引用
アンゴルモア 元寇合戦記 第3巻
第2巻からの続きになります。表紙には白馬に乗って弓を構えている流人・朽井迅三郎が描かれていて、当時の武士の鎧なども丁寧に描きこまれている日本襲撃を行った元寇を題材とした漫画になります。
蒙古軍に弓で射られてしまった輝日姫は、肩に矢傷をおってしまい、配下の武士達に担架にのせて運ばれてしまうのですが、その先の浜で火の手が上がっているのを部下から聞き、皆と戦うことも出来ず、結果すら見れない己に悔やみ涙するのでした。
その時、村人を連れて森に逃げようとしている対馬の侍達に、殿軍はここで我らが引き受けると朽井迅三郎は檄を飛ばし、とにかく止まるなと引き揚げを急がせます。動揺した蒙古軍のもたつきに救われたと話す仲間たち・・・。
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しかし、闇の先に見える蒙古軍の松明の明かりを見た朽井迅三郎は、先程から松明かりのゆらぎが失せている、敵は緊張しているのか?、・・・それは朽井迅三郎たちにではなく、奴らの内側からくるものへの恐怖ではないかと感じ始めます。
そして、朽井迅三郎と一緒に戦っている流人たちは、蒙古共の中に何かがいる、狩場で大熊に出くわしたみてえな・・・と不安を露わにし始めるのでした。
その時、引き揚げをしていた最後尾の対馬の侍たちが、もうすぐで目的地だと話していると、突然1人の侍の体真っ二つにされてしまいます、それを見て恐怖したもう一人の侍が後ろを振り向くと、その侍も一瞬で真っ二つに切断されます。
すごい速さで後ろから対馬の侍を真っ二つにしながら追いかけてきたものの正体は、巨大な大男、女真族の劉復亭だったのです。
女真族とは、平時は北東アジア一円に狩猟と農耕、牧畜によって暮らしている、しかし、一度戦いとなるや勇敢にして果敢、漢族やその他周辺部族を震え上がらせた、そしてこの370年後、漢族の明を倒し、広大な清を打ち立てたのも彼ら女真族である。
その女真族の大男相手に、流人の大男が戦うことになり、そこでつい油断をして女真族に足で倒されて薙刀で首をはねられそうになると、朽井迅三郎が日本刀をもち、この大男の女真族に戦いを挑むのでした。
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