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アンゴルモア 元寇合戦記 第6巻|たかぎ 七彦 (著)

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防人の末えいである刀伊祓(といばらい)たちと合流し、古代の山城「金田城」に集結した対馬軍。先人が築いた堅牢な城壁を利用し蒙古を撃退せんとする朽井だったが、意外な人物の裏切りが発生!戦況急展開! アマゾンより引用

 

アンゴルモア 元寇合戦記 第6巻

 

第5巻からの続きになります。表紙には対馬の姫、輝日とそれを生け捕りにしようとする蒙古軍の将軍が描かれていて、これからこの二人をめぐる激しい戦いが始まろうとしている印象がありますね。早速見ていくことしましょう。

対馬に蒙古襲来す!、報せは120キロの海を超え、九州へ到着した。太宰府警固所では、少弐景資により物資や武器兵糧、兵の招集などが着々と行われていて、対馬で蒙古軍と激しい戦いを行っている、流人の朽井迅三郎との約束を守るため、出撃の準備をしています。

対馬金田城では、冬を超えるための食料を調達しており、十分な数が揃わないため、少弐景資の援軍が兵糧も運んでくれるとよいがなと姫、輝日が話していた所、配下の者たちが、援軍のことは迂闊に口にしないほうが良いと進言を行います。

何分口約束であること、こういった事は日数がかかることもあり、早くから広めては皆をいたずらに期待させ、動揺をよぶだけと聞かされた、姫、輝日は流人の朽井迅三郎に援軍は本当にくるのだろうかと問いただします。

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流人の朽井迅三郎は来る、あの男なら約束を守る、武士に二言はない、そもそも小弐家は対馬の守護職、出して当然だろうと答えるのですが、頭のなかでは、援軍の約束、それが在るだけで皆の支えになる、だが、実際はどうかな?九州で迎え撃てば地の利がある、それを捨ててわざわざ危険な荒海を渡らせるとは思えんと不安を持ちつも、それでも援軍が来れば・・・と現状を把握します。

しかし、その頃、対馬の侍の中で、蒙古の文字が書かれた札を持ち、蒙古の軍勢に寝返ろうとしている流人、男衾がいて、そこで手柄を上げて、蒙古大将から九州に領地頂戴して地頭に返り咲き、守護になれるかもしれないと、他の侍、白石を誘っていました。

寝返りを誘われていた侍、白石は、これを断り、見逃してやると立ち去ろうとした瞬間、後ろから流人の男衾が刀で斬りかかるのですが、逆にお見通しだといわれ、その場で斬り殺されてしまいます。

その現場を見ていた海女が、驚いてどうしてその人を斬り殺したのかと尋ねると、白石はこいつは蒙古に通じていたからと答え、海女は当然のことだから自分が証人になる、今から人を呼んでくると話します。それを聞いた白石は、まあ待てといい、いきなりこの海女を刀で刺し殺すのでした。

迫りくる蒙古軍だけでなく、内部からも裏切り者が出始めた対馬の侍たち、流人の朽井迅三郎、姫の輝日立はこれからどうなるのか?、裏切り者に気がつくことが出来るのか?、是非続きを見てみて下さい。

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