ミリタリー・戦争 女性主人公 歴史 青年漫画

乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ  第6巻| 大西巷一 (著)

投稿日:

スポンサードリンク

フス派軍が無敵を誇ったワゴンブルクは、十字軍の名将フィリポ・スコラーリとクマン人の弓騎兵戦術の前に完敗した。先鋒隊を指揮したフロマドカは討ち取られ、天使隊の少女たちも奴隷とされてしまった。遅れてクトナー・ホラに辿り着いたジシュカは1万2千の兵で十字軍10万を迎え撃つが――!? Amazonより引用

 

乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ  第6巻

 

第5巻からの続きになります。表紙には既に失明しているジシュカが目に包帯を巻いたまま右手に杖を持って、シャールカと2人で雪の山を歩いている姿が描かれています。

ボヘミア東部のハブリ市では、ピーポちゃん元気だった!?と、馬に乗った皇后が手を振りながら部下に挨拶をしており、それを聞いたフィリポ(ピーポ)はクトナー・ホラの町を敵に明け渡してしまい、面目次第もございませぬ、と皇后の隣にいる皇帝に頭を下げるのですが、皇帝はそなたの落ち度ではないと逆に褒めます。

そして、今の形勢を逆転するために必要なジシュカ討伐するための秘策がフィリポにはあるようで、ジシュカは蜘蛛の巣にかかった羽虫も同然、身動きできず食われるのみにございますと自信満々で皇帝に話しかけます。

スポンサードリンク


その頃、クトナー・ホラでは城壁が大砲で破壊されてしまっているのをジシュカ達が確認していて、もう守りきれないと思ってスコラーリは町を放棄したんだなと部下たちと話していると、シャールカがこれじゃ私達も守れないんじゃ?、と不安がるのですが、ジシュカはこの町の銀山と造幣局は重要な財源だ、手放すわけにはいかんと答えます。

どうやらこの町を捨てて撤退したスコラーリはボヘミア一豊かな町を餌にしてジシュカたちを足かせにして、何かをしようとしているようですが、それを聞いていた部下たちが籠城が無理なら初めからワゴンブルクで戦えばいいんじゃん、ヴィトコフの再現といこうぜと話していると・・・。

それはダメです、あいつらにはワゴンブルクは通じませんと言いながら、手負いになっているヴィーシャがどこからともなく杖を付きながら歩いてきて、このクトナー・ホラの町に砲撃をしていた際に敵の部隊が現れたので、ワゴンブルクで隊列を組んでいつも通りに防衛をしていた所・・・。

見たこともない騎馬隊が現れてワゴンブルクの周囲を取り囲み、高速で移動しながら弓矢で攻撃をしつつ、ワゴンブルクの防壁をあっさりと突破してしまい、みんな勇敢に戦ったにも関わらず、男は殺されて女は捕らえられてしまい、僕も捕虜になったけど男だとバレて何とか逃げ出せたとのことです。

この少女、実は男だったようです・・・。

この漫画、史実をベースにして描かれているで、大変のめり込みやすく内容も濃い目の為、大変おすすめできる漫画となっております。

 

スポンサードリンク

-ミリタリー・戦争, 女性主人公, 歴史, 青年漫画
-, , ,

執筆者:

関連記事

no image

無職強制収容所 第1巻|鎌倉敦史 (原作), 昭伶 (画)

スポンサードリンク 2022年、非労働者再生法が成立した日本。6カ月を超えて収入のない者は、再生処置施設で脳のリライト処置を受ける。外資系投資会社に勤めていた神条達也は、ある日、職を失う。しかし6カ月 …

no image

孤高の人 第1巻|坂本眞一 (著), 鍋田吉郎 (著), 新田次郎 (著)

スポンサードリンク 孤独な青年・森文太郎は転校初日、同じクラスの宮本にけしかけられ校舎をよじ登ることに。一歩間違えば死んだかもしれない、だが成し遂げた瞬間の充実感は、今までになかった「生きている」こと …

no image

バイオハザード ~マルハワデザイア~ 第4巻|芹沢直樹 (画), カプコン (著)

スポンサードリンク バイオハザード ~マルハワデザイア~ 4 (少年チャンピオン・コミックス エクストラ)   バイオハザード ~マルハワデザイア~ 第4巻   第3巻からの続きに …

no image

クダンノゴトシ 第3巻|渡辺潤 (著)

スポンサードリンク 辰巳に続いてあゆみを亡くし、悲しみに暮れる光たち。しかし、そんな悲しみも束の間、次は伸司が余命7日間の宣告を受けてしまう。生き残るため、“呪われた1人”を必ず殺すことを宣言し、光た …

no image

蛍火の灯る頃に 第1巻|竜騎士07 (著), 小池ノクト (画)

スポンサードリンク 祖母の葬式で帰省した過疎化が進むその村で、主人公とその親族が巻き込まれる「怪異」。それはこれから始まる「生き残りゲーム」の序章に過ぎなかった――。「ひぐらしのなく頃に」「うみねこの …