ミリタリー・戦争 女性主人公 歴史 青年漫画

乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ  第1巻| 大西巷一 (著)

投稿日:

スポンサードリンク

1420年、ボヘミア王国。戦争により家族を虐殺された12歳の少女シャールカは、フス派義勇軍の英雄ヤン・ジシュカに導かれ、仲間たちと共に反カトリックの戦いに身を投じていく。15世紀、中央ヨーロッパで起こり「宗教改革」の端緒となった「フス戦争」をモチーフに、少女の視点で、史実に基づいた凄惨な戦争を描く歴史巨編!! アマゾンより引用

 

乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ  第1巻

 

表紙の中央には金髪の女の子が描かれていて、手には初期の頃の火縄銃のようなものを持っていることや、背景には中世ヨーロッパの騎士たちが描かれているため、この作品が中世ヨーロッパを舞台にした戦争に関わる作品であることがわかりますし、タイトルにも乙女戦争とありますので、中央の金髪の女の子が主役であると予測できます。

舞台は1420年ボヘミア王国で発生した戦争、いや殺戮と蹂躙であり、いきなり村人が武装した騎士団に虐殺されるシーンから始まり、表紙に出ていた女の子が騎士団に捕まり部屋の奥に連れて行かれます。

そこで女の子が見たものは、裸で股間から血を流して死んでいる幼い女の子の遺体であり、大柄の鎧を着用している騎士にそのまま暴行されてしまいますが、ここで一旦女の子カットはおわります。

スポンサードリンク


西ボヘミア地方ブルゼニ市にて大砲を作っている工場が描かれていて、そこで表紙で女の子が持っていた火縄銃のようなものを生産しているのですが、生産者らしい男の子が射程も威力も弓や弩に全然及ばないことを説明しながら戦場では役に立たないと上司らしき男性にはなしています。

しかし、その上司らしき男性がお前はしっているのか・・・。

こう語った瞬間表紙の金色の髪をした女のが股間から血を流しながら杖をついて歩いているシーンに移り、その場で倒れてしまうのですが、先ほどの大砲を作っていた工場の男の子に助けられて馬車の荷台で介抱されて、目を覚まします。

馬車にのっている女性の騎士があんたどこから来たの?と声をかけて、金髪の女の子が私・・と話そうとすると、先ほどの上司らしい男性が赤字に白十字の紋章じゃなかったか?と話しかけると、金髪の女の子は身を乗りでして知っているですか?と答えます。

この女の子の村を襲い住民を虐殺し、女の子に暴行をした騎士こそ、聖ヨハネ騎士団員であり、異教徒狩りが大好きで特に幼女に暴行をする性壁があるとんでもない輩だったことが判明します。

村で一人だけ生き残った女の子は心に深い傷を負いながら、この謎の男性の一団に助けられて、自分の組織に入らないかと勧誘を行い、そこで、我が戦士となれと言いながら、あの火縄銃のような武器である笛<ピーシュチャラ>を渡します。

この男性は一体誰なのか?、この女の子は笛<ピーシュチャラ>を使って何をするのか?、続きがとても気になるところですね。

スポンサードリンク

-ミリタリー・戦争, 女性主人公, 歴史, 青年漫画
-, , ,

執筆者:

関連記事

no image

特攻の島 第1巻|佐藤秀峰 (著)

スポンサードリンク 「生還を期さない兵器」特殊兵器への志願を問われた時、少年たちが受けた説明はそれだけだった。様々な憶測が飛び交う中、志願した少年たちはある島へと送られる。その島で少年たちが見たものは …

no image

信長のシェフ 第1巻|西村ミツル (著), 梶川卓郎 (漫画)

スポンサードリンク 現代の料理人・ケン。彼が目を覚ますとそこは戦国時代だった。京で評判の料理の噂を聞きつけた信長は、強引にケンを自分の料理人にするが…!?戦と料理が織りなす前代未聞の戦国グルメ絵巻!コ …

no image

アンゴルモア 元寇合戦記 第1巻|たかぎ 七彦 (著)

スポンサードリンク 中世ヨーロッパを席巻し、恐怖の大王=アンゴルモアの語源との説もあるモンゴル軍。1274年、彼らは遂に日本にやって来た!博多への針路に浮かぶ対馬。流人である鎌倉武士・朽井迅三郎は、こ …

no image

零 影巫女 第1巻|天樹 征丸 (著), hakus (漫画)

スポンサードリンク 女子大生・鷲月沙羅が超常現象カメラマン・龍崎に見せられた一枚の銀塩写真。そこには封印された怪事件を呼び覚ます、あるモノが写っていた……。大ヒット和風ホラーゲーム『零』の世界を天樹征 …

no image

DEAD Tube ~デッドチューブ~ 第6巻|北河トウタ (著), 山口ミコト (著)

スポンサードリンク 殺人鬼クレイジーラスカルを撮影すれば、1秒毎に100万円のボーナスゲーム!! 前巻から続く「孤島編」、ついに殺人鬼の正体が判明!! そして、最悪の結末に…!! 不吉な予感で胸のざわ …