スポンサードリンク
16世紀神聖ローマ帝国。罪なき賢者が「魔女」と呼ばれた時代。魔女狩りで天涯孤独となった少女・エラは「魔女の子供達」を集めた女子修道院に収容された。厳しい修道院生活にも慣れた矢先、エラは突然、独房に入れられてしまう。企みがバレたのか、果たして…!? アマゾンより引用
辺獄のシュヴェスタ 第3巻
第2巻からの続きになります。表紙には悪魔のような修道院から脱出を試みているエラを中心とした4人の少女たちが描かれていて、満月夜に、自分たちで食料を探している力強い構成になっています。
無事に全員脱出できるのかとても心配ですが、早速中身を見てみることにしましょう。
修道院の一年生の間で奇妙な噂が流れており、赤い夢を多くの一年生が見ており既に半数近くがその夢の内容を知っているらしく、その話を聞いた一年生が何の話と聞くと、まだ夢を見ていない者には語ってはいけない決まりなの。と意味ありげに断ります。
その翌日、昨日、赤い夢の話について質問をしていた一年生は、今度は自分もその夢を見たと話し始め、毎日のように赤い夢を見たことを告げる一年生が出てきて、まだ見ていない人はこれからどうなるのか?、と噂をするようになります。
スポンサードリンク
その時、修道院からの脱出を計画している1人、テアが赤い夢を見たと話していた少女たちとその話題について触れているのをヒルデがみてしまい、その夜、いつのも秘密の場所に集まった際にヒルデがテアに赤い夢の話を聞くことになります。
しかし、テアはいってはいけないルールがあるので教えられないと答え、ヒルデはこのままじゃ、私達、仲間はずれになりそうでなんだか怖いの、と不安になってしまい、他のメンバーたちも赤い夢が何かわからず孤立することを危惧するようになります。
テアは、私がそれをアンタたちに教えたら、アンタたちは何をくれるの?、アンタたちが私を守ってくれるの?といい、食料を探しに行くといいだいます。
その翌日以降、テアは赤い夢を見た他の一年生たちから、あなたがみた赤い夢はどんな夢だったか聞かれ始めます。
それに対して曖昧ない対応を繰り返すテアに対して、他の一年生たちはテアが嘘をついているのではないかと噂するようになり、浴室で裸のままいじめられることになるのですが、その時いじめていた他の一年生をエラが思いっきり殴り倒します。
それからは、他の一年生が今度はエラに対してゴミを投げたりして集団で嫌がらせをすることになるのですが、エラはこの騒ぎを修道院が黙認していると判断し、この空気を作った赤い夢の正体を暴きにかかるのでした。
スポンサードリンク