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死こそが人の心を動かす── 陸軍内で、麻薬組織掃討の気運が高まる中、極秘の特務機関創設の情報を得たアルバート。直後、ロンドンを訪れたウィリアムが何者かに攫われて――!? 国に巣くう歪みを正すため、モリアーティが仕立てる鮮烈な“犯罪劇”がついに始まる!! Amazonより引用
憂国のモリアーティ 第2巻
第1巻からの続きになります。表紙には前巻に登場していないカジュアルな格好をしている若い男性が1人描かれているのですが、この段階ではこの男性が誰なのかよく分かりませんので、この第2巻でどのような人物であるかが解き明かさえるのが楽しみになってきますね。
コナン・ドイルの原作で、モリアーティ教授が主役の漫画ですから、もしかしてこの男性は有名なあの人でしょうか?
ロンドン陸軍省にて、新造アヘンがロンドンで広まっており、地方都市や社交界に汚染が拡大してく情報を読み上げながら、陸軍でマフィア掃討作戦を行う主張が陸軍内で行われているのですが、なかなか話が進まない状況で、どうやら陸軍上層部も手を出せない状況にあるようです。
それで、アルバート達が話をしていると、現在ロンドンで流通しているアヘンについて、上級貴族や王族が関わっていて、アジアにアヘンを流していた組織やルートも海軍や大貴族が密かに受け継いだとの噂もあるらしく、それで陸軍の議会でも話が全く進まない状況にあるようでした。
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廊下の奥で、その話を聞いていた大佐が陸軍の中にも海軍よりの議員と親しい者がいて、陸軍も一枚岩ではないことや、陸軍が相当したマフィアが海軍の紐付きだった場合は、群動詞の政治的な衝突すらありえると二人に説明を行います。
そのため、陸軍では絶対に出撃許可を出せない事を理解したアルバート達は、女王陛下直属の特務機関の噂があることを思い出し、それで政治に全く左右されないその特務機関が手に入ればウィリアムの手足になると1人考えるアルバートでした。
その頃、モリアーティ邸にはアルバートからの手紙が届いており、どうやらロンドンに来て何かを依頼する段取りになっているようです。
1ヶ月後ロンドン陸軍省の情報部にいたアルバートは、公には存在しない機関の設立、先程の特務機関を設立するにあたっての1番の問題は予算の確保であり、陸軍にはその予算がないため、その資金の問題を自分が解決してご覧に入れましょうとその場で自身に満ち溢れた状態で上官に提案をします。
ロンドンに到着したモリアーティ達は、駅の前で他のメンバーが買い物などに出かけてしまって、モリアーティ一人になっていた所、怪しげな連中にその場で拐われてしまい馬車の中に無理やり押し込められてその場で誘拐されてしまうことになります。
シャーロック・ホームズの悪役であるモリアーティ教授を主役に描いたこの推理漫画、かなりおもしろいので、お勧めできます。
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