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神々の山嶺 第1巻|夢枕獏 (著), 谷口ジロー (著)

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【ページ数が多いビッグボリューム版!】エヴェレスト初登頂の謎を解く可能性を秘めた古いカメラ。深町誠は、その行方を追う途中、ネパールで“毒蛇(ビカール・サン)”と呼ばれる日本人男性に会う。彼がネパールに滞在する理由とは!? そして、彼の正体とは…!? 巻末に、夢枕 獏[『神々の山嶺』漫画版によせて]+谷口ジロー[もうひとつの山嶺]収録  アマゾンより引用

 

 神々の山嶺 第1巻

 

この漫画を知らなくても小説の方が結構有名ですので、そちらでタイトル名称を知っている人も多いかと思いますが、実際のモデルになった登山家が存在している、冬山登山系の有名な作品であり、それを漫画化したのが、神々の山嶺の第1巻になります。

知らない人であっても、タイトル名と表紙を見れば確実に冬山を舞台とした登山系のストーリー展開であることは容易に分かりますので、山が好きな人であれば、恐らく多くの人が見入ってしまう作品なのではないかと思われます。

表紙をめくってみれば、カラーでいかにも山男といった感じの男性が描かれていて、背景には巨大な雪山が描かれていますので、冒頭から本気度がしみしみと伝わってくる感じですから、これは期待ができる内容であることに間違いはなさそうです。

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そして、目次のページの部分では、山がそこにあるからさと言う大変有名なG.マロニーの言葉がセピア調の背景の部分に描かれていますので、今にも冬山の強風が吹いてきそうな雰囲気すら感じる状態です。

もう、それ以外は例えようがないくらいの本格的な冬山の漫画ですね。

標高8620メートルとありますので、この山は間違いなくエベレスト山脈なんでしょうけど、舞台は1924年とありますので、あまり詳しくはないのですがG・マロニーに関わるような部分なのでしょうか?

そこで三葉虫とかアンモナイトの化石を集めながら、男性が山を登っていて、多分、この男性はG・マロニーからパートナーを指名してもらえずに、若干下の部分からエベレストの頂上を眺めていたところ、G・マロニーとアービンが頂上付近を登っていて、やたらペースが遅いことに違和感を感じてしまいます。

そして、G・マロニーの姿を見るのはそれが最後になってしまい、1924年6月8日にマロリーとアービンはエベレスト初登頂の謎を残したまま、消息を断つことになり、その後の1993年6月、ネパールの首都カトマンドゥから物語は始まります。

ここで、冒頭のページに書かれていた男性の一人が登場してきて、深町誠40歳であることが初めて分かり、エベレスト登山のカメラマンとして現地に滞在していることが明かされてきます。

この 神々の山嶺 に興味がありましたら、序盤からエベレストが出てくるくらいのかなり本格的な冬山登山の漫画ですから、山が好きな人であればぜひ見ていただきたい作品になっています。

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