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天才釣りキチ少年、三平三平(みひらさんぺい)登場! 世代を超えて釣ろう、でっかい夢を!! 同じく釣りキチのじいちゃん・一平(いっぺい)譲りの才能で、参加した鮎釣り大会に初出場で見事優勝する。しかし、その優勝をねたむやからに難癖をつけられ、鮎釣り対決をすることに。三平がとった策は「水あびと昼寝作戦」!! 水のプリンセス“鮎”の魅力を堪能! アマゾンより引用
釣りキチ三平 第1巻
表紙には麦わら帽子の少年が描かれていて、釣り竿を持ち、目の前を鮎が泳いでいますので、タイトルの釣りキチ三平を見ても、釣りを題材にした漫画であることがひと目で分かる作品です。見た感じかなり古い漫画のようなのですが、早速見ていきましょう。
広い川の水に腰まで使った状態で、鮎の友釣りをしている男性たちが独特の長い釣り竿を手に持っています。
鮎・・・夏のシンボルであるこの魚ほど昔から多くの釣りキチの心をとりこにしてきた魚はいない・・・、その美しき姿を釣りキチたちは、水のプリンセスと呼ぶ。
釣りをしている人たちが乗ってきたであろうクルマのデザインが、今では見られない角ばった車ばかり描かれていますから、これは相当古い昭和50年代位の光景なのでしょうか?、逆に新鮮味を感じるくらいです。
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鮎の川として知られるY川は恒例の鮎まつりでにぎわっていた。去年よりも会費が上がったとか、優勝すれば冷蔵庫がもらえるとか、参加者はたいへん盛り上がっているようですが、現在のところ300名を超える参加者がいるらしく、それを聞いた参加者は今年も無理だと落ち込んでしまいます。
そして、釣り大会の開会式が行われ、前年度の優勝者がカップ返還をした時、ヨボヨボの老人じゃねえか・・・との声も出てきたのですが、実は10回のうち6回も優勝している鮎を釣らさせたらあの人にかなうものはいないと呼ばれる人だったのです。
前年度優勝者をたたえる、拍手がつづく、見つめる目は一段と厳しい・・。
そのような緊張感の中、大会ルール説明が行われ、対象魚は鮎に限り、釣りの方法はとも釣り、と言った感じで基本的な説明が行われた後、花火が打ち上げられて大会がスタートすることになります。
一斉に駆け足でポイントを目指す釣り人は、急いで自分たちがキープしていた釣り場に駆け寄り、そこで鮎の友釣りを開始するのですが、そこであの前回の優勝者である老人が圧倒的な速さで次々と鮎を釣り上げていく現場を多くの釣人が見るのでした。
今年の優勝者もこの老人だと多くの釣り人が噂をしていた時、優勝者として名前を呼ばれたのは三平三平という麦わら帽子をかぶった少年だったのです。
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