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龍崎イクオと段野竜哉は、最愛の人を亡くした15年前の事件をきっかけに、ある巨大組織に守られた男への復讐を誓う。因縁の男を探し出す為に、そして復讐を果たす為に、龍崎は刑事になり、段野は極道になった。二人が追う男が身を置く巨大な組織、それは……日本の警察機構! 読む者の心を揺さぶる本格ポリス・エンターテイメント、第1巻!! アマゾンより引用
ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ― 第1巻
表紙には日本の警察官が持っているような拳銃を持った白いスーツの男性がいますので、おそらくこの男子は刑事であることが見て取れますし、背景には制服の警察官が白いマスクを顔につけた状態で沢山並んでいます。
ウロボロス、警察を裁くは我にありとのタイトルにもある通り、表紙を見ただけではウロボロスの意味はよくわかりませんが、警察が関わる重大な事件の謎に迫る、サスペンス系の刑事漫画である印象を受けたこの表紙を早速めくってみましょう。
15年前のある日の朝、この世で一番大切な人が殺された、逃げていく犯人の後ろ姿をみていたのに、警察から君たちは何も見ていないと全てをもみ消された二人の少年が警察が提示している警察手帳をじっと見つめています。
その時の少年の一人が、この表紙に書かれている白いスーツの男性刑事であり、それが刑事になった理由とありますので、その時に殺された大切な人の事件を解決するために、自ら刑事になったようですね。
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もう一人の少年はこの時点では誰なのかはわかりませんが、当然深く絡んでくる人物でしょう。
6階建てのビルから飛び降り自殺があり、その現場に日比野という女性警部補がやってきて、事件現場で所轄の警察官から確認をしていると、死体を臭っているあの表紙の男性に気がつき、何をしているんですかと注意を促します。
怒られながらも、この男性は死ぬ前の夕食に餃子を食べていたことを日比野警部補に告げるのですが、当然無視されてしまって、その場で凹んで座り込んでしまい、その姿を見た他の刑事が呆れて話している際に、この男性刑事の名前が龍崎イクオであることが判明します。
同僚からも嫌われている龍崎刑事については、実は検挙率がトップの刑事であり、何かしら理由がある感じなのですが、そのまま他の刑事に無視されていると、飛び降りた人の定期入れを見つけて、そこに家族で並んでいる写真が入っているのを目にします。
その写真を見て自殺ではないのではないかと判断した龍崎刑事は、一人どこかに出かけて携帯電話を取り出し、タッちゃんと名乗る人物に電話をかけ始めるのですが、実はその電話の相手は龍崎刑事が背にしている街灯の木を挟んですぐ後ろに立っている人物であり、その人物からあれは自殺ではなくて殺しであることを告げられるのでした。
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