SF 少年漫画

ディメンション W  第1巻|岩原裕二(著)

投稿日:2016年10月12日 更新日:

スポンサードリンク

次元間電磁誘導装置、通称“コイル”と呼ばれる発明品の誕生によりエネルギー問題が解決した2072年――。不正コイルの“回収屋”を生業とするマブチ・キョーマは、とある依頼の最中に謎の少女ミラと遭遇する。それはX・Y・Zに続く次元軸『W』の秘密へと近付く運命の出会い……? 人類と科学の未来を示すプログレッシブSF、始動!!

アマゾンより引用部分

 

ディメンジョンW 第1巻

 

表紙を見た瞬間、人造人間のような女の子が描かれていて、何か神秘的な格好をしているのですが、これだけではどのようなストーリなのかがよくわかりませんので、早速中身を見ていくことにしてみましょう。

早速ページを見るとカラーで描かれているので、もしかしたらフルカラーなのかと思ったりもしますが、多分、最初の部分だけカラーの特別バージョンなのかもしれませんので、その辺りは気にせずに見ていくことにします。

なんか、アップルの電源マークのようなハッピを着た男性が、その武器に使っているのは不正に改造されたコイルだろうとセリフで話しているのですが、この段階ではコイルがなんであるかもよくわかりませんが、どうやらこの男性は回収屋を名乗っているようです。

スポンサードリンク


そんな感じで、やはりカラーは最初の数ページだけだったらしく、目次のページが出たあたりから、普通のモノクロカラーになっていますのですが、トーマスエジソンがいきなり出てきていますから、科学的な発明が絡んだストーリー展開のようですね。

ただ、それに合わせてニコラステイラという、あまり普通の人が知らない科学者のような人が出てきていて、なんでも無線による送電で世界の全てを動かそうとしていた人らしく、これが実際にいた人であるなら、相当先を進んでいた発明家です。

ただ、漫画の中での架空の人なのか、実際に存在していた人なのかの判断できませんので、どうのか分かりませんが、ここで初めてコイルの説明が出てきて、どうやらその発想を更に進化させた道具がコイルと呼ばれているもののようですが、冒頭から難しい話が出てきていますね。

XYZ軸に加えて、新しくWという軸が存在していて、そこで無限大のエネルギーが作られているらしいのですが、このWがタイトルのディメンジョンWの意味であることがこの時点で理解できます。

さて、舞台は2072年の未来のお話のようなのですが、ここまででディメンジョンWが気になる人は、是非是非第1巻をご覧になってください。

スポンサードリンク

-SF, 少年漫画
-,

執筆者:

関連記事

no image

エデンの檻 第8巻| 山田 恵庸 (著)

スポンサードリンク いちばん強い男がこの世界の王となる!! 試されるのは力か正義か友情か!? ――絶滅動物が往来する謎の島の全体像を探るため“魔の山”に登り始めたアキラたち。必死の思いでたどりついた山 …

no image

コンシェルジュインペリアル 第5巻|藤栄道彦 (画), いしぜきひでゆき (案)

スポンサードリンク クインシーホテルの高齢者向けバスツアーに付き添いで来た優菜。そこには父親であり、スーパーコンシェルジュである最上拝の姿があった。そんなふたりのもとへ、母親の預金通帳を見つけてくれと …

no image

コンシェルジュ プラチナム 第7巻|藤栄道彦 (画), いしぜきひでゆき (著)

スポンサードリンク クインシーメンバー大集合!! 最上の誘いでクインシーホテルに研修へ行く事になった九音。モンスター顧客からのクレームや40年前の発言に対する言質取りなど、無理難題に九音と最上の名コン …

no image

そば屋幻庵 第3巻| かどたひろし (著)、梶研吾 (著)

スポンサードリンク そば屋を始めた元旗本が、様々な問題解決に東奔西走! 魅惑の[大江戸人情活劇]!! 隠し子疑惑が持ち上がった武家の夫婦、役人と狂歌師という二足の草鞋を履いた武士、過去の因縁に翻弄され …

no image

そば屋幻庵 第7巻| かどたひろし (著)、梶研吾 (著)

スポンサードリンク 幕府の重職だった過去を隠し、旨い蕎麦作りを追求する牧野玄太郎のそば屋台[幻庵]は今宵も大繁盛。幼い頃の淡い恋を成就させるため上方から江戸に戻ってきた青年。母と死別しグレてしまった若 …