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あせびと空世界の冒険者 第1巻|梅木泰祐 (著)

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ここは、空に浮かぶ陸で人が生きる世界。空には人や船を襲う“竜魚”という巨獣が彷徨う。そんな竜魚から人を守る“衛士”である優しい青年・ユウは、アンドロイドの少女・あせびと旅に出た。人類の最盛期ウォルデシア時代の文明遺産があるとされている、伝説のウォルデシアの首都、古代島ブラントを目指して! ――そこには、私たちに必要なものがあるのです。 アマゾンより引用

 

あせびと空世界の冒険者 第1巻

 

表紙には天空の城のような場所に立っているウェストが細い女性が描かれていて、その奥には雲のうえに戦艦のような乗り物が描かれていますので、天空の城ラピュタのような作品ではないかと推測できますし、タイトルにも空の冒険者とありますね。

冒頭では、近代的な人体を保管するようなカプセルが並んだ場所から始まり、その中に人型モジュール、あせびを起動しようとしている人たちがいますので、あせびとはこの人型モジュールの事のようですね。

そして、願わくば彼女に人生を与えて欲しいと言いながら、あせびを起動します。

それから4年後、あせびは普通の女性のような格好で、友人の男性ユウと一緒に街を歩いていた所、突然、空を飛ぶ巨大なシーラカンスのような竜魚が上空から襲ってきて、街にある建物などを破壊し始めます。

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それを見たあせびはユウに対して何かの指示を出し、ユウはカバンの中から巨大な突撃ライフルのような銃を取り出し、それを使って今にも人を食べようとしていた竜魚を仕留めることになるのでした。

この世界では、人々は浮かぶ陸に暮らし、飛行船で空を渡っています。竜魚とは人や船を襲う空の巨獣であり、空を住処とするその生き物のために、人類はその行動範囲を大きく制限されているようです。

銃器の発達と、それを扱う衛士のおかげで、徐々にその版図を広げつつあるものの、それでもまだ人類の領域は全盛期の十分の一にも満たないと言われていて、あせびとユウが旅をしているのは、その人類の最盛期、ウォルデシア時代の文明の遺産を見つけるためだそうです。

その時、ドナさんというおじさんが、先ほどの竜魚を仕留めた話を聞いたと嬉しそうに寄ってきて、お前らが探していたカイコ島にいく船を見つけたので、とその船に案内をするのですが、それを見たあせびはこの古い小型船でカイコ島にいくのかと問います。

ユウは船を守る衛士として、船に乗り込み、そしてカイコ島に行きたいらしいのですが、あまりに小さい船のため、それを心配したあせびさんは断ろうとするにも、ユウはこの船で行くと相手の船長と交渉を始めるのですが、あせびは別の意味でも不満のようです。

どうやら、この船の関係者であり、最初に嫌なら帰れば腰抜けといった対応をしてきた綺麗なメガネの女性に対して、同性として不信感を抱いてしまっているあせびはそれも少し気に入らないようですね。

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