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越前・朝倉氏攻めに、料理人として従軍したケンを待ち受けていたのは、信長の義弟・浅井長政の裏切りだった!絶体絶命の「金ヶ崎の退き口」に遭遇したケンは!?大好評、タイムスリップ戦国グルメ絵巻! アマゾンより引用
信長のシェフ 第3巻
第2巻の続きになります。表紙には和服を着用したケンが包丁を持っている姿が描かれていて、これについてはアングルが違うくらいで、これまでの1巻、2巻とあまり変わりませんが、背景の色が今回はピンク色になっています。
京都から直接戦に出ることになった料理番の人たちはそれに恐怖し、死にたくない、ついてくるんじゃなかったと辛い顔をしていたところ、ケンがそれを見て、独断で岐阜に返してしまいます。そして、戦は俺一人で戦います。戦のために連れてきたわけではありませんと信長に伝えると、その場で左目あたりを切られてしまいました。
また、怒り狂った信長が抜刀を行い、今にも切り捨てようとしたとき、ケンの料理の腕を高く評価していた家臣から、なにとぞ、なにとぞと嘆願が入り、ケンは命拾いをすることになります。
この後に登場するケンの顔には、丁度、左目あたりに斬られたような大きな傷がついていますが、このときに信長を激怒させてつけられた傷がその傷になります。
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4月20日。織田軍出撃。
越前攻めには徳川家康。公家の飛鳥井雅敦らも従軍した。天下静謐のためという大義名分がある戦いであった。その頃、朝倉義景は織田軍が近日中に攻めてくることを知るのですが、天筒山城はあっさりと落城してしまいます。翌日は金ヶ崎城も落城。
残す朝倉の本陣まで一気に攻め入る予定の織田信長は配下の者たちと陣のなかで食事をしていると、浅井長政からの使者が来たことを告げられて、妹婿からの使者故に陣中見舞いかと思っていたら、それは縁切り状だったのです。
それを知った信長は、長政ではない、朝倉の仕組んだ罠ではないか?と最初は信用していなかったのですが、使者からもう一つこれをと渡された文を見ると、それは昨年信長が差し入れた証文そのものだったのです。信長はこの時初めて冷や汗を流します。
更に、お市様からこれをと渡された箱の中には鮎が入っていて、それを見たケンが、梁です、梁と罠をかけているとすると、このまま流れに乗っていけば・・・。その話を聞いた信長は、その場で撤退命令を出すのでした。
この戦が歴史上有名な、金ケ崎の退き口であることを、この時、ケンは初めて知ることになります。
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