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ビリオネアガール 第1巻|支倉凍砂 (著), 桂明日香 (著)

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「狼と香辛料」の支倉凍砂×「ハニカム」の桂明日香=トーゼン美少女!! ――冴えない毎日、冴えない収入。大学生活はひたすら無為に過ぎてゆく。“とびきり”の出来事なんて起きやしない。そんな高遠恵(たかとお・けい)に妙なバイトが降ってくる。なんと時給は1万円で、さらに教え子・藤岡紫(ふじおか・ゆかり)は美少女。ただし、ちょっと内気でひきこもりがちなだけに見えた紫は、170億円を稼ぎだすほどの天才的デイトレーダーだった! まるで住む世界が違う紫と出会ったことで、恵の平凡な日常は変わり始める――。 アマゾンより引用

 

ビリオネアガール 第1巻

 

表紙には青いロングヘアーの女性が描かれていて、何やら本を持っているようなのですが、それ以上は表紙からは分からないとはいえ、帯にはヒロインは資産170億円の凄腕トレーダーと記載があるので、株式投資の漫画であることが分かりますね。

暗い部屋には多くのパソコン用のディスプレイが設置されていて、恐らくは株式投資をしているのでしょうけど、それを見ながら自信ありげに笑っている女性が急にどこかに出かけていきます。

その後、平凡な大学生である高遠恵(男)が求人票を見てバイトを探しているですが、もっと楽をして稼げるバイトがないかとため息をついていたところ、同級生の公雄がやってきて、やっとお前もバイトをする気になったのかと話しかけます。

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公雄はついでに、理論研究室の大貫教授が呼んでいたと伝えて、え?おじさんが?と答えていたので、高遠恵と大貫教授は親類関係にあるようですね。

大貫教授の用事というのは、実はアルバイトの紹介であり、その話を聞いた高遠恵は不安そうな顔をしたため、大貫教授はなんだいその顔はと不満を漏らすことになるのですが、実はこのバイトはただの数学の家庭教師のバイトであり、週に2回、2時間ほどのバイトでした。

高遠恵が時給を聞くと、大貫教授は1万円と答え、法外な時給ゆえに君が訝しむのもわかるよと伝えるのですが、どうやら依頼者は年頃の女性らしくて、信用がおける人以外は雇いたくないようで、それでこのような待遇になっているとのことでした。

あまりに高い時給ですから、大金持ちの娘さんなのかと大貫教授に聞くと、大金持ちなのは娘さん本人だけであり、その資産を全て自分で稼いだらしく、それが冒頭で株式投資をしていたあの女性だったのです。

しかし、この女性が研究室にやってくると、家庭教師は高遠恵の漢字を見て、てっきり女性だと思っていたらしく、現場で初めて見た高遠恵が男性であることを知り驚いてしまうのですが、大貫教授はあっさりとその場をまとめて立ち去ってしまいます。

気まずい雰囲気の中、二人で食堂に行って今回のバイトの件について話す高遠恵と多額の資産を築いたこの女性のバイトの話は一体どうなるのか?、資産170億円の秘密はどうなるのか?、これからストーリー展開が始まります。

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