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バトル・ロワイアル 第13巻
第12巻からの続きになります。表紙には銃を持った川田と秋也が背を向けて構えている姿が描かれていて、背景には倉庫のようなものが見えますので、この2人は現在も無事に生き残っているのが確認できる表紙になります。
桐山は、雪子や友美子、三村や豊の命まで奪いやがった・・、だから川田、お前の言うとおり、あいつに出くわしたら容赦しない、俺は、アイツを許すことなんて一生できないとおもうよ、だけど生まれたときから悪い人間なんているとは思わない・・。
だから桐山にだってあんな風になっちまった理由があるはずだよ・・・。きっとアイツも、お前が言う相馬のように、何か理由があるはずだ、きっと誰もが持っているはずだよ。
其処に正義はあるのか?、お父さんの口癖だったのよ、何もない人間なんているわけないのよ、どんなやつだって、心のずっと奥に、大切な根っこを持っているんだよ・・。たとえ理由があって道を踏み外したとしても、心の奥の方では立ち直るチャンスを願っていると思いたいよ・・・。
秋也がそう思いを感じていた頃、相馬光子は住宅地で1人歩いている桐山の姿を見て、銃を身構えて発泡を行うのですが、残念ながら桐山には命中せずに、逆に桐山にマシンガンで狙撃されそうになってしまいます。
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しかし、怪我をしている桐山は銃を落としてしまい、それを見た相馬光子は更に銃撃を行います。その時、銃が撃てない桐山がガラスの破片を相馬光子に対して投げつけ、視界を奪われてしまい銃を落としてしまいます。
銃を拾った桐山は相馬光子に対して発泡し、右腕を撃たれた相馬光子はその場に倒れてしまい、過去に自分が強く生きるためにやってきた事を回想しながら、あたしの生きる道、あなただけの女になりたいの・・、突然服を脱ぎ始め桐山に女性としてのアピールをしはじめるのでした。
相馬光子はその場で全裸になり、もっと広い世界でいっぱい悪いことをしましょうと言いながら、桐山を誘惑し始めるのですが、それに対して、桐山は全く表情すら変えずに、更に銃撃を繰り返し、被弾した相馬光子は全裸のまままた倒れてしまいます。
私は奪う側に回って生きていくはずでしょう、そう叫ぶと、桐山は更に足を狙撃して、相馬光子は吹き飛ばされてしまい、そのまま水の中に沈んでしまいながら、なんで、私のことを守ってくれないの?わたしを守って欲しいと泣きながら桐山に近寄ります。
一瞬、相馬光子の悲惨な過去をイメージした桐山は、引き金を引くのをためらうのですが、結局は相馬光子の顔面に銃弾を発射して、相馬光子はその最後を遂げることになるのでした。
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