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信長のシェフ 第12巻|西村ミツル (著), 梶川卓郎 (漫画)

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浅井・朝倉を滅亡させた信長にとって、敵は石山本願寺と武田という二強となった。その宿敵・石山本願寺へ楓を奪還すべく向かったケンは、顕如よりケンと引き換えならばとの条件を提示される。それを拒絶したケンは…。アマゾンより引用

 

信長のシェフ 第12巻

 

第11巻からの続きになります。今回の表紙はケンが左手にまる鍋を落ち、お米のようなものを炒めているシーンが描かれていますので、チャーハンでも作っている感じでしょうか?、背景の色はオレンジ色になっています。

本願寺の台所で、ケンはかつての恋人で平成の時代からタイムスリップしてきた女性ようこが見守る中、料理をつくることになるのですが、記憶を失っているケンは料理を作っている最中に、俺が働いていたのはフレンチの店ですかと質問します。

ようこは記憶があるらしく、ええ、昼はバイキングスタイルだったけど、夜はフレンチを主体とした西洋料理を提供していたわと答えます。また、楓を救出するためにこの料理を作らないといけない状態のようです。

ケンは精進料理を完成させ、それを運ぶと、それを見た本願寺顕如の配下からこれは精進料理ではないと指摘されるのですが、顕如は構わず食べながら、これは日本の料理ではないですね、何処のどういった料理なのですか?とケンに問います。

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ケンは、イタリアと言う国の料理ですと答え、本来ならアンチョビという塩漬けにした小魚を使うのですが、代用として塩蔵・熟成が共通点である梅干しを使っておりますと返します。

更には青菜のトルティージャを食べた顕如の配下がふわふわとした食感、卵をつかっているのではないか?と確認すると、ケンはいえ、卵の代わりに山芋をすりおろしたものに梔子を、じゃがいもの代わりに里芋を使用していると答えます。

今回の精進料理は、ロシア、ドイツ、フランス等、以上の帝が食したことがない精進料理であることを告げ、それを聞いた顕如の配下が顕如がケンに拘る理由がわかる気がしましたと納得をし、顕如が横で見ていたようこに同じように作れるか?と聞くと、ようこは、いいえ、出来て2,3品・・・と答えます。

顕如はケンを織田のものとに置いておけない理由は、それであり、外交の場において料理は一つの武器となりうるものであり、ケンが作る西洋料理は誰にも真似ができないため、織田の力の一部となる、これは良くない、良くないといい、明智光秀に返答を迫ります。

その時、ケンは、ならば俺の得手、顕如様におあずけしましょう、これでいかがでしょか?と提案し、顕如の許可なくして西洋料理を作らないことを誓い、それと引き換えに顕如に捉えられていた楓を無事に開放することに成功するのでした。

これにより、ケンは今後、西洋料理を作ることができなくなります。

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