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バトル・ロワイアル 第8巻
第7巻からの続きになります。表紙には下着姿の相馬光子が鏡を見ているシーンが描かれており、その鏡の映った先には胸にナイフが刺さっている男性がそのまま死んでいるようです。相馬光子の性格がよく分かる表紙になりますね。
弓矢を自作している川田に声をかける典子は、秋也が戻ってくるのが遅すぎる、もう2時間も経過しているので、何かあったのではないか?と時計を見ながら心配そうに話しかけると、川田はタバコを吸いながら、だろうな・・・と答えます。
それを聞いた典子は、川田くんは心配じゃなかったの?だって、あんなに大きな爆発音があったし、それに爆発の音の前と後ろに・・・。それを聞くと、川田は、あのマシンガンの音は、間違いなく桐山だ。同じマシンガンが出回ってなければな・・と冷静に答えます。
典子は秋也に何かあったらどうしようと、その場で泣き始めるのですが、それを見た川田は冷静に、よく考えてみることだおねえちゃん。秋也は爆発があった方向と反対方向に駆けていったんだぜ。
・・・ということは、桐山は別の誰かとやりあったんだ、秋也は桐山からはとにかく逃げれた事を説明します。
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秋也は何かの事情があり、恐らく身を潜めているか道に迷ったか、そう話していると典子は川田の手を取り、一緒に秋也を探しに行って欲しいと泣きながらお願いを始めるのですが、川田はダメだ、そんなことをしたら、秋也が俺に典子を預けた意味がなくなる、アイツが危険を冒して、俺と典子を先に行かせた意味がなくなると動きません。
ついでに、典子1人でいくのってもダメだ・・・。秋也はきっと生きている、生きて俺達のところへ返ってくると、満月を見上げながら話す川田をみて、典子は安心しながらそのまま毛布の中に入って眠ることになります。
その頃、杉村は単独行動をしていて、琴弾を森のなかで探していた所、後ろから銃を向けられた気配を感じた為、持っていた棒で攻撃をしてその相手を倒してみれば、そこには相馬光子が倒れており、貴子を殺したこの女に銃を向ける杉村の姿がありました。
お前が貴子を殺したと杉村が相馬光子に尋ねると、相馬は貴子がわたしを殺そうとして、もみ合っている最中に誤って貴子が死んでしまったと嘘をついてごまかしていた所、杉村はもう嘘はつかなくていいと話します。
それを聞いた相馬光子はあの女即死だと思ったのにな・・・、見逃してくれたら好きにしていいんだけどと言いながら、その場でスカートを捲り上げて杉村と交渉を始めます。そうして杉村が動揺しているすきに隠し持っていたナイフで切りつけ、その場を走って逃走することになります。
相馬光子を撃てなかった杉村は、そのことを悔やみながら琴弾の心配をするのでした。
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