スポンサードリンク
欲鬼 第1巻
表紙には三つ編みでシルバーの髪の色をした男性が学生服を着用した服装で、左手に何か武器のようなものを持って前方をピンク色の目で見ています。背景は渋谷かどこかの交差点でしょうか?、表紙を見た感じ、タイトルにも鬼の文字が入っていることから、異能力者系の学園ものであることが予想できます。
この世には鬼がいる。己の欲望を顕現化する鬼。・・・、序盤から鬼に追いかけられてる高校生の男性が必死に逃げている様子で、今にも追いつかれて襲われてしまいそうになった瞬間、巨大なハンマーを持った男性が現れて、そのハンマーで鬼の腹部を殴りつけて鬼を倒してしまいます。
夜に蔓延る欲望の権化。それが欲鬼・・・、最初の時点でタイトルの説明がされていますので、大変わかりやすい展開です。
このハンマーで鬼を倒した男性がどうやら表紙に描かれていた三つ編みでシルバーの色をした髪の男性であり、この男性自身も欲鬼らしく、助けてもらったはずの男子高校生は怯えているのですが、正気に戻ったあとは、助けてくれてありがとうございますとお礼を一言伝えます。
すると、上半身裸の女性がお兄ちゃんと叫びながらその場に現れた為、それを見た男子高校生は変態だ・・・と驚いて悲鳴を上げる事になります。
スポンサードリンク
その後、助けてくれた三つ編みの男性の自宅に移動をした3人がここで挨拶を始め、鬼に襲われていた男子高校生は真田哲、三つ編みの男性は二十正人、上半身裸の女子高生は古茨新菜であることがわかります。
そして、真田哲は僕の母と妹を殺した欲鬼を殺してください。昨晩欲鬼であるあなたが欲鬼を襲っている光景を見て確信しました。
この人なら母と妹の仇を討ってくれる・・。しかし、それを聞いた三つ編みの男性二十正人は、あっさりと断ってしまいます。
二十正人曰く、俺は殺し屋ではないし、昨日あんなに夜遅くに人気のない場所をうろついていたのも、犯人である欲鬼を探していただからだろう?、無謀、無鉄砲、復讐心に囚われている・・・、このままではお前は欲鬼になってしまうぞと真顔で答えます。
欲鬼とは、25年ほど前から日本を中心に出現した現代鬼であり、自分の欲望を顕現化させ、超常的な力を持ってして暴虐の限りをつくすその鬼の正体は人間・・・。
何故、人間が欲鬼になるのかその条件が何なのかは不明で明らかにされていない。
結局、二十正人は殺しを受ける条件として、自分の欲望を叶えること、上半身裸の女子高生、古茨新菜と行動をともにすることを提示するのでした。
序盤から、大変わかりやすい説明がされていますので、暫く読まないと全く話の意図が分からない作品ではないため、とっつきやすい印象があります。
スポンサードリンク