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絶好爆発人気を博した『D・B・S ダーティー・ビジネス・シークレット』完結から、ついに岩城宏士が完全復活ッ!! 超熱望”月イチ”新連載、曲者ばっかの血煙遊戯!! 壮絶最新作『スモーキング』の連載がスタートーー。左辺ジィ、ゴロ、八丁、ヒフミンの4匹の殺し屋どもが、この世にはびこる悪党どもを裁く、裁く、裁きまくるーー。月に一度の超絶アウトロー劇場が、ここに幕を開ける。悪党の皆様方、お命頂戴致します。乞うご期待♪ アマゾンより引用
スモーキング 第1巻
表紙には葉巻を持った高齢な男性、ガスマスクをした人物、ガトリングガンを持った男性、タバコをくわえた男性が描かれているのですが、どれも悪そうな人相をした人ばかりなので、スモーキング、いわゆるタバコと関係がある暴力団系の漫画かな?と感じました。
冒頭では、本当にこれが裏切り者のコバヤシの刺青なのか?と表紙の葉巻を持っていた男性に問いただしているのが暴力団の組長であり、その刺青は大きな花瓶のようなものに貼り付けられていて、二人でその事実確認を行っています。
この葉巻を持っている男性は佐辺重蔵といい、職業は剥ぎ師とのことで、依頼を受けて暗殺をしたターゲットの死体を持ち歩くのは素人であり、顔は整形して別人になれるのですが、背中の彫りモンには嘘はつけないと答えます。
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指紋と同様にこの世に二つと同じ入れ墨は存在しないため、それを剥ぎ取り持ち帰ることこそが、標的を殺したことを証明する証になることはもとより、本音を言えば、私の剝ぎ師としての実力を示したい、そんなところでしょうかと言いながら・・・。
おまけで入れ墨だけでは標的の死亡を確認できない依頼者もいるため、頭蓋骨と歯型も証拠として取り込んでいるので、付属の歯科カルテコピーと照らし合わせてくださいとニッコリと対応。
それを見た暴力団組長は、それにしてもあんたらは評判が悪い、皮を剥いだり体を刻んだり、やり方があまりに酷いから恐れられている分、根に持っている輩も多いことを伝えるのですが、佐辺重蔵は笑いながら、この商売恨まれてナンボですよ組長さんと返します。
組長はヤサはどこにある、あんたら煙みたいで誰も素性をつかめていない、裏の世界ではお前さんらのことを、スモーキングだの煙やだの呼んでいると伝え、こんなに綺麗に彫りものの皮だけを剥がす芸当を見て、昔は相当腕のいい外科医だったのではないか?と問えば、佐辺重蔵は今はただの殺し屋、剥ぎ師ですよとこれまでの笑顔とは違って真顔で答えるのでした。
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