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吸血鬼が棲む孤島、彼岸島(ひがんじま)――。踏み入れたら最後、再び生きて還ることはない……。大学に合格したばかりの宮本明(みやもと・あきら)の兄は、2年前に行方不明となっていた。実は彼は彼岸島へ連れ去られ、現在一人で身を隠し生活していたのだ。そんなある日、明の前に現れた謎の美女。彼女は行方不明の兄の免許証を持っていた。それは恐るべき島への誘い。そして……忌まわしき悪夢の幕が上がる――。戦慄(せんりつ)の吸血鬼サバイバルホラー!! アマゾンより引用
彼岸島 第1巻
表紙には血がついている仏像なようなものが置かれている部屋で、その前に座っている怪しげな男性が描かれていて、彼岸島の文字もいかにもホラーっぽく表現されているため、ホラー系の漫画であることは分かります。
冒頭では雨合羽を着て丸太を持ったメガネの男性が、古臭い茅葺の屋根が並んでいる村の方に走って逃げているのを追いかけている様子から始まり、なんとか古い民家に逃げ込んだ男性がの家の中に置かれていた鎌を持って、大丈夫だ、奴らはここまでは追ってこないと震えながらその場で隠れています。
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すると、障子に指が突き刺さり、真っ赤な目をした人物が部屋の中を覗き初めて、逃げた男性がいるのを確認すると、障子を突き破り、その男性の頭を掴んで地面に叩きつけて、鋭き牙を見せながら襲いかかろうとします。
その瞬間、大きな丸太でその牙のある襲撃者の頭を叩きつけたのが、冒頭から登場してきた、雨合羽の男性であり、一言襲われていた男性に大丈夫ですか?と声をかけて、こいつらは頭を潰すと動かなくなる事を伝え、安全な場所へ避難を促します。
しかし、先ほどの鎌が襲われていた男性のお腹に刺さっていて、あの女が俺と弟を騙してこんなところに連れてきたんだと倒れながら話しかけるのですが、だんだん、あんたの血が美味しそうなんだと、明らかに意味不明な言葉を話しかけ出します。
それを聞いた丸太の男性は、たぶんあなたは感染したんですと伝え、さっきの奴の返り血を浴びた際に、その血がお腹の中から体内に侵入したため、残念ながらあと数分で死ぬ事を告げます。
お願いだから死にたくないと嘆願するあと数分で死ぬ男性ですが、丸太で頭を潰されてこの男性は結局殺されてしまう事になり、そうしないといけない理由は吸血鬼になってしまうからとのことです。
そして、丸太の男性はこの部屋の中で弟の事を思い出し、幼馴染のゆきちゃんの事を思い出すのですが、その部屋の仏像の後ろには、怪しげな牙のある男性の姿が写っていたのでした。
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