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祖母の葬式で帰省した過疎化が進むその村で、主人公とその親族が巻き込まれる「怪異」。それはこれから始まる「生き残りゲーム」の序章に過ぎなかった――。「ひぐらしのなく頃に」「うみねこのなく頃に」の竜騎士07が紡ぐ新たな世界を、新世代シリアスホラーの旗手・小池ノクトがリアルタッチで描き出す、日本の寒村を舞台にした「~頃に」シリーズ最新作! アマゾンより引用
蛍火の灯る頃に 第1巻
表紙には裸の黒髪でストレートヘアの若い女性が蛍の光が漂う暗闇の中で一人立っており、その後ろから首を絞めようとしている怪しい手が見えています。
冒頭から血まみれの男性たちが布団の上で包帯に巻かれて寝込んでいて、退屈な里帰りになるはずだったと書かれていますので、どうやら実家に帰省している家族に重大な状況が発声しているようなのですが、最初の1ページのみにそのシーンが描かれており、次からはそうなる前に至った経緯が描かれていきます。
2016年7月。
山奥の道路を地図を見ながら男女の子供を乗せている車を運転している父親が、父親の実家である田舎で農業をしていた母親が肺炎になって死去した為、それで実家に向かって車で移動している事を話しており、葬式の準備やお通夜の準備に父親の他の兄弟が来ることを心配している娘を見て、父親がなだめているようです。
どうやらこの娘と母親のせいで、この家族は他の親族と会うのがきつい状態になっているらしくて、心配そうに話している娘と父親とは異なり、後部座席で寝転がりながらスマートフォンでゲームをしている息子をみて、車を止めて、しきたりなので指定の場所で手を洗えと父親が指示を出します。
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そうしていると、どうやた実家に到着をしたようで、既に父親の他の兄弟達は実家に到着しているらしく、兄弟たちの子供たちも現場に来ていて色々と挨拶をかわしているのですが、この親族は親子揃っていろいろな事情や確執があるらしくて、ここでも一悶着があるようです。
こうして、忠村家に親族7名が揃い、お通夜の準備を始めることになり、そこには布団の上で既に息を引き取っている祖母が横たわっていて、それからお通夜が開始されて付近の住民らしき人たちが招待をされつつ、子供の頃の思い出を話し始める兄弟3名の姿がありました。
そこで、どうやら借りた借金を踏み倒したとかで、長男である最初のページで出てきた男女の息子の父親である正志が子連れの女性と再婚を行い、事業を経営していたのですが、事業が軌道に乗らないため、母親の遺産であった一億円を借りることになり最後は全て使い込んでしまう結果になったようです。
その後、母親の財産一億円を全て使い込んでしまった正志の再婚相手は突然行方不明になってしまった・・・。
序盤を見た感じでは、兄弟が子供をつれて実家に集まった理由や母親の遺産を長男の再婚相手が全て使い込んでしまった事の説明があり、この時点では特に事件は発生していません。
この失踪した再婚相手が事件に関わっているような雰囲気もしないではないのですが、現時点ではまだわかりませんので、続きを見ながら物語を確認していくストーリーです。
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