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乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ  第7巻| 大西巷一 (著)

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フス派軍vs十字軍の熾烈な宗教戦争は続く。フス派軍指揮官ヤン・ジシュカが十字軍に降り、絶体絶命のフス派軍。さらなる奴隷を求めて少女兵シャールカらの拉致を企てるクマン騎兵。度重なる敵の非道に逆上したフス派軍は救出の為に軍を起こす。この戦いの行方は――!? Amazonより引用

乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ : 7 (アクションコミックス)

 

乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ  第7巻

 

第6巻からの続きになります。今回の表紙はシャールカが中央で笛を持って構えていて、後方には2人の女性が見を守ろうとしているのですが、この表紙はちょっとこのブログではきわどいカットなので掲載できませんから、実際に現物を見られたほうが早いかと思われます。早速中身を見ていくことにします。

序盤から、ラウラが笛を構えて陣取っているワゴンブルクの中から周囲を取り囲んでいる敵兵から仲間たちを防衛している洗浄から始まり、奮闘をしているですが、結局ワゴンブルクの兵たちは殆どが殺されしまい、ラウラも敵に捕まってしまう惨敗の結果に終わってしまいます。

その頃、銃声を聞きつけて駆けつけたラウラの仲間のワゴンブルクの一団が闘いを挑むことになるのですが、退却を始める敵兵達の馬は大変速度が早くて、そのまま逃げ切らそうになってしまい、それを見たシャールカが笛で雪が積もっている木の枝を狙って落雪させて、ラウラをさらっている敵兵を足止めすることに成功します。

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そこで、ラウラは敵兵の腰からナイフを奪って落雪した際に自分を去った敵兵の首を切り、何とか無事にその場から助かることになるのですが、ラウラは自分以外128人全員が戦士してしまっていて、自分の心配よりも、最後まで誰一人逃げ出さず戦い抜いた事について、それが自分たち天使の役目であると語ります。

しかし、ラウラはその場でかがみ込み、涙を流しながらもっと私たちに力があれば・・・と泣き崩れるのでした。

この頃、ジシュカは本隊とは離れ離れになっていて、皇后に捕獲されている扱いで雪山を移動していた所、味方と思っていたクマンに声をかけて合図をするといきなり弓で攻撃をされることとなり、慌ててその場から馬に乗ってジシュカをおいて逃げ出してしまいます。

ジシュカはクトナー・ホラの屋敷で自分がスコラーリの捕虜になってしまっていることを知り、その場で、この戦いは俺の負けだ、貴殿の慈悲を乞うと言い負けを認めます。

そこで、ジシュカはスコラーリに対して、まさか皇后も襲わせるとはな・・・とスコラーリに何かしらの不審な野心が在ることを感じ取り、それをスコラーリに告げることになります。

この漫画、1巻からずっとみていればわかりますが、全くぶれないほどに面白いので、多くの人に見ていただきたいです。

タイトルを見れば少女漫画のように感じる人もいるかもしれませんが、内容的にはお子様向けではないので、その点だけ注意をしてみていくとよろしいかと思います。

乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ : 7 (アクションコミックス)

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