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犯人は、幽霊なのか、人なのか・・・・・・
時は昭和29年、舞台は神戸。ニートの天野は、幽霊塔と呼ばれる時計塔で、白い何者かに襲われ死の寸前、謎の美青年・テツオに救われる。テツオは曰く「幽霊塔の財宝探しを手伝えば、金も名誉も手に入る」。しかしテツオの正体は、男を装う女であり、その名も偽名であった・・・・・・・・
【編集担当からのおすすめ情報】
単行本既刊累計1000万部を突破した『医龍』。その乃木坂太郎氏が送る渾身の新作です。サスペンスとホラーは乃木坂氏が新人時代から得意としていたジャンル。掲載誌スペリオールでもすでに大人気を博しています。大ヒットの予感です。アマゾンより引用
幽麗塔 第1巻
表紙を見ると性別がよくわからないやたら綺麗に描かれた白い手袋をして手紙のようなものを持って正面を見ている少年?少女?が描かれていて、背景には時計台の針の部分に縛られている男性がいて、前面にはナイフが描かれていますが、とても丁寧に書き込みが行われています。
この表紙だけを見てもミステリー系の推理ものであることが直感的にわかりますので、早速次ページを開いてみることにすると、いきなり、表紙に書かれていた時計台の針の部分に人が縛られているシーンから始まりますので、多分これ殺人事件ですね。
なんでも、百数十年間に渡って動かなかった時計台が2年前の夜にただの一度だけ動いたことがあるとのことなので、何やら意味深な事件であることには間違いありません。
昭和27年6月23日と書かれていますので、舞台は昭和初期の頃のいまからかなり前の設定であり、やはり時計台にくくられていた人は、針の動きに合わせて殺害されてしまったようで、藤宮たつが養女麗子に惨殺されたと書かれています。
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その後に、昭和29年の神戸で多分主人公らしきメガネをした天野さんという男性が、アパートの中で家賃を滞納したまま寝転がっている様子が書かれているのですが、家賃を払うために稼いできなと叩き起こされて眠たそうな顔をして街に出かけていきます。
どうやら、天野さんが所有している書籍類を古本屋に持ち込んで、換金しようとしてるらしいのですが、希少価値がある書籍は殆ど売却してしまっているため、あまり利益にならない状態なのに、ついついそこでいかがわしい本当買ってしまう天野さん・・・。
本来の家賃を作るべく書籍を売りに来たもののそこで、如何わしい本をついつい購入してしまい、家に帰ってゆっくり見ようとしていた、天野さんなのですけど、そこでかつてのやたら見た目が綺麗な同級生の女性とばったり出会うことになります。
しかもその同級生の女性は結婚相手の男性を連れていて、その男性も同級生であり、更には天野さんをいじめていた張本人だったため、馬鹿にされてしまった天野さんはついつい僕も今度結婚すると叫んでしまいます、しかもとても素敵な女性と・・・。
当然、その場しのぎの見苦しい言い訳ですから、相手の虐めていた男性も電話番号を教えろとか言ってくるわけで、そこで困ってしまった絶体絶命の天野くんが震えて困っていると・・・。突然表紙に書かれていたやたら綺麗な男性?女性が?現れます。
果たして、この表紙の綺麗な男性?、女性の正体は誰なのか?、冒頭で殺害された女性との関連性はどうなのか?、興味があれば第1巻をご覧になってみてください。
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