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自殺島  第1巻|森恒二 (著)

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「自殺島」─それは、自殺を繰り返す“常習指定者”達が送られる島。主人公・セイも自殺未遂の末、その島へと辿り着いた。果たして、セイ達の運命は!? 極限サバイバルドラマ待望の第1巻リリース!! アマゾンより引用

 

 自殺島  第1巻

 

表紙を見た瞬間、自殺島と描かれていて、見るからに悲しそうな男性と島が描かれているため、恐らくは自殺に関わるような悲惨なストーリー展開ではないかと感じてしまう作品なのですが、最初のページをめくると作者の方のコメントが書かれていて、それがこの作品のすべての源泉になっているのが理解できます。

なんでも、作者の方は死にかけたことがあるそうであり、その時から人生には限りがあることをはっきりと認識して、死を認識することで見えてくるものもあるのではないかとあり、死を認識して生を活かす物語を書きたいと思ったとのことです。

かなりしっかりした考え方をお持ちの作者のようですね。

自殺島のタイトルの意味としては、自殺を繰り返す常習者が送られる島の通称らしくて、いわゆる自殺の常習者でもう手がつけられない人を島流しにするような話になるようです。

病院のベットの上で寝ていた自殺未遂の男性が、医師からサインを求められて、何やら重たい感じの話をしていて、そこでやっと楽になれると目を閉じるシーンが始まり、そして目を増すと、病院のベットの上ではなくて、海辺の砂浜でした。

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隣には綺麗な女性が座っていて、英子先輩みたいだとおもっていたら、どうやらこの男性は病院で安楽死をさせられると思っていたようで、なぜか見たこともない島で目を覚まして驚いていると、周囲には似たような人たちが沢山いることに気がつき始めます。

まあ、恐らく全員自殺を繰り返す常習者が集められいるのはすぐにわかるのですが、あとはこの放置された島で、自殺志願者のみがあつまって、この島から出ることなく好き勝手に生きてくれと言った趣旨で、この島から抜け出そうものなら命の法相ができないとあります。

その瞬間、いきなり飛び降り自殺を始める人たちが続出して、その光景に驚く自殺志願者たちなのですが、中途半端な高さから飛び降りてしまって死に切れないで悶えている様子を見た自殺志願者たちが、その光景に驚きまくります。

飲み物を求めて移動していると、古びた民家はある島なのですが、住民などは全くいないため、勝手に中に入ってみると、そこには白骨化した死体が転がっていたわけです・・・。

それを見た主人公の男性が、死ねないのであれば生きるしかないと決意を示して、強い意志を持って生きていくことになる展開が期待できる冒頭でした。

気になる方は第1巻をご覧になってみてください。

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