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雛月は消えてしまった。事件の解決に失敗した失意の悟に、再び【再上映】が起こる。2006年現代に戻ってきた悟を待ち受けていたもの、それは…母親殺しの容疑者という現実だった! ! アマゾンより引用
僕だけがいない街 第3巻
第2巻からの続きになります。表紙にはリバイバル世界ではなく、現実世界の悟とピザ屋のバイト先の女子高生が二人、暗い夜の橋の下で悟は座った状態、女子高生は立ったまま正面を見ている状態が描かれています。早速中身を見ていくことにしましょう。
教室には雛月が登校しておらず、それを心配した悟が、本当に遅刻なのか?、雛月はプレゼントを明日渡すといった、徹夜で何か作っていて遅刻なら十分ありえる・・・。、そう一人で考えていると、悟、悟・・・とそれを見た担任が声をかけ、心配事があれば普段通りの生活をすれば良いとアドバイスしてくれます。
しかし、悟は、分かっているけど、じっとしていられない、嫌な予感しかしないと教室を飛び出し、そのまま雛月の自宅に走っていき、玄関のインターフォンを何度も押して雛月の名前を叫ぶのですが、全く反応がありません。
まさかな・・・と思い、倉庫の中を確認すると、やはり雛月はいないので、まさか、いやまだ事件と決まった訳ではない、こんな時こそ落ち着け、そう自分に言い聞かせながら、冷静なり付近を見ると、雪が積もっているこの周辺にはゴム長靴の足跡がありました。
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この付近に雪が降ったのは一昨日の夜、つまりそれ以降に誰か大人の男がこの倉庫に来た・・・。落ち着きを取り戻した悟は冷静に状況を判断していきます。
悟が雛月の自宅前で雛月を探していたその頃、雛月の自宅の中では、動かなくなってる雛月を見ながら、どーすんだこの死体と青ざめた顔で座っている雛月の母親に問いかける男の姿があったのでした・・・。
雛月の自宅や周辺で手がかりを見つけることができなかった悟は、その後も雛月のことを探し始めるのですが、焦りと不安、怒り、雛月、教室に居てくれと願いながら、慌てて教室に戻ると、その姿は見えずに落胆する悟だったのです。
1988年3月3日(木)雛月加代が失踪した。
次の日曜日は雪が降っており、悟は自宅前で話し声が聞こえるので外に出てみると、実は最近隣の市でも似たような事件があったんだわ、犯人はすぐ捕まったんだけど、すここれだべ?、と母親と話している知らない男性の姿を確認すること居なります。
そして、報道規制の件、学校との連絡の件、犯人のことを話しているのを聞いた悟は、この男性が母親の元同僚、石狩テレビの記者であることが分かり、母親がこんなに早い段階から事件のことを調べていた事実をこの時知ることになるのでした。
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