サバイバル バトル ミリタリー・戦争 少年漫画

ゴールデンカムイ 第1巻|野田サトル (著)

投稿日:

スポンサードリンク

『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!! アマゾンより引用

 

ゴールデンカムイ 第1巻

 

表紙を見ると旧日本軍らしき制服を着た顔に傷のある男性が銃を持って正面をじっと見ていますので、戦争が絡んだストーリー展開出ると予測はできるのですが、実際には中を見てみないと分からない部分もある為、早速見てみることにしましょう。

時は明治37年で場所は203号地ですから、あのロシアとの凄まじい戦いが行われた戦場から全てが始まり、そこで壕を飛び出して無謀な突撃を行う日本兵が次々と殺されていくシーンが描かれていています。

あの表紙の日本兵の男性が首に弾丸を受けたまま、勇敢にも一人でロシア兵に突撃をしていくのですが、この日本軍の兵士の名前は杉本佐一とのことです。

その後、戦場のシーンからガラッと変わって、川で砂金をとっている杉本佐一なのですが、すぐ隣には酒を飲んでいるおじさんが座っていて、調子はどうだいと声をかけながら、砂金で富を築いたやつは一握り視界ないと語り部のように話をしています。

スポンサードリンク


また、この杉本佐一は不死身の杉本と呼ばれていたらしくて、その話題で盛り上がっている最中に、この飲んだくれのおじさんが面白い話をしてやろうかとささやき、北海道では1日112グラムの砂金が毎日取れたとの話を始めます。

その砂金はアイヌの人たちが貯めていたのですが、アイヌの人たちを皆殺しにして、それを分捕った男がいて、75キログラムの金塊を持ったまま逃亡し、どこかに金塊を隠して誰に伝えることもなく、捕まって網走監獄に打ち込まれたとのこと。

その金塊のありかを巡って、刑務所の中で囚人たちに刺青を彫り、その刺青を埋蔵金のありかとして示し、刑務所から脱獄した囚人に金塊の半分を与える約束をして、結局囚人全員が護送中の兵隊を皆殺しにして全員が森の中へ消えていった・・・。

いつものホラ話だろうと笑いながらやり過ごしている杉本佐一だったのですが、ふと昔の同僚が戦場で死んでいく姿を回想していたところ、先ほどの飲んだくれのおじさんが杉本佐一の銃を持ってしゃべりすぎたと銃口を向けて真顔で殺意を抱いています。

しかし、流石に不死身の杉本に返り討ちにされてしまって、そのまま逃亡してしまうのですが、それにより、アイヌの金塊75キロの話の信ぴょう性を高めることとなり、逃げた酔っ払いのおじさんを追いかける杉本佐一だったのです。

その追いかけた先で杉本佐一が見た驚愕のものは・・・。興味があればぜひ1巻をご覧になってください。

スポンサードリンク

-サバイバル, バトル, ミリタリー・戦争, 少年漫画
-, ,

執筆者:

関連記事

no image

アンゴルモア 元寇合戦記 第4巻|たかぎ 七彦 (著)

スポンサードリンク 山間の隘路を撤退する朽井達に、モンゴル人の若き将軍ウリヤンエデイが迫る!見通しのきかない曲がり道を巧みに利用し、ゲリラ的な待ち伏せ攻撃を企図する対馬軍は、蒙古軍を振り切ることができ …

no image

乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ  第4巻| 大西巷一 (著)

スポンサードリンク カトリック派が堅守する重要拠点「ヴィシェフラト城」。ヤン・ジシュカ率いるフス派軍は難攻不落のこの城を攻めあぐんでいた。そこへ天才工学者コンラート・キーザーの孫娘、リーゼロッテが援軍 …

no image

アカメが斬る! 第1巻 |タカヒロ (著), 田代哲也 (著)

スポンサードリンク 殺し屋集団ナイトレイド――その一員である黒髪赤目の少女アカメ。彼女と出会った時、少年タツミの運命は大きく動き始める…。「つよきす」「真剣で私に恋しなさい!」のタカヒロが贈る、ダーク …

no image

Sエス―最後の警官― 第1巻|藤堂裕 (著), 小森陽一 (著)

スポンサードリンク 韓国大統領の来日に向け、警備に追われるNPS隊員たち。しかし、雑用を押し付けられた神御蔵の近くで無差別殺傷事件が発生。犯人の命を奪ってでも事態を解決する制圧部隊SATが出動したため …

no image

僕だけがいない街 第8巻|三部 けい (著)

スポンサードリンク 売れない漫画家だった藤沼悟は「再上映」という現象に巻き込まれて何を“得て”何を“失った”のか。自分の人生をやり直した彼が、辿り着いた時間に待っていたものとは …