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アルテ 第6巻|大久保圭 (著)

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ユーリからカタリーナの過去を聞き、自らを偽る理由を知ったアルテ。今のままでは彼女が幸せにならないと考えたアルテは、カタリーナ自身が過去と向き合うことを提案する。アマゾンより引用
アルテ 第6巻

第5巻からの続きになります。表紙にはヴェネツィアの街でカタリーナと同伴をして歩いているアルテが階段を登っているシーンが描かれているのですが、アルテの体はカタリーナの方向を向いて階段を登っているのに、顔だけが違う正面方向を向いているので、正直言ってこの表紙のイラストはちょと不自然な感じがします。

冒頭では、カタリーナの育ての親であるボーナが屋敷の中で、カタリーナの母親であるソフィアが出産している状況を部屋の外で待ち、あたふたと慌てていて、周囲からはあんたが出産するわけではないので落ち着きなさいと声をかけられているのですが、その時部屋の中で赤ん坊の産声がオギャーと聞こえてきます。

そこで、生まれたばかりの赤ん坊を受け取ったボーナは、それを居て大層喜ぶことになるのですが、その知らせを知った父親であるマルタが生まれてきたのは女であることを知ると、がっかりしたようで、女か・・・とため息を付きます。
この頃、出産後の母親の母乳は体に良くないと信じられていたので、お金持ちの赤ちゃんは直ぐに乳母に預けられる事が普通だったらしくて、それで後々カタリーナの育ての親になるボーナは生まれたばかりのカタリーナをつれて、遠く離れた田舎の別荘地に連れて行かれることになります。

ボーナの夫は貴族であるマルタの屋敷で料理人として働いていて、2歳になる息子ジモを育てていたボーナの母乳が大変良く出るとの事で、ボーナが乳母になったようです。

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この乳母になったボーナは大変良く働く女性であり、料理も作れるし、家畜の世話から、屋敷の掃除まで、別荘で人手が足りないので困っていることがれば、積極的にボーナが働き、人手が足りない事をマルタに報告しても、貴族の娘として興味がないカタリーナのことなので、全然対応する気がないようです。
更には、カタリーナの母親であるソフィアには次の子供を産ませないといけないと言いながら、結局、別荘には人材もお金も最低限度しか渡さなかったとのことでした。

それから、年数が経過して、カタリーナもジモ成長をして自分たちで遊べるくらいの年齢になると、仲の良い兄弟のように2人で出かけるようになります。

 

序盤から、カタリーナが生まれた頃の屋敷の状況や育ての親で乳母でもあるボーナのことが色々と出てきますので、このあたりがカタリーナが頑なに家庭教師を拒否している理由になっているようですね。続きは是非6巻を見てみて下さい。

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