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亜人テロリスト・佐藤(さとう)が殺害対象に選んだフォージ安全社長・甲斐敬一(かい・けいいち)の警護のため、永井圭(ながい・けい)と戸崎(とさき)たちはフォージ安全ビル内に潜伏した。襲撃してきた亜人テロリストたちを一網打尽にするための作戦を仕掛けた永井圭。だが、そこに佐藤の姿はなかった。佐藤をおびき寄せる作戦にシフトし、圭は佐藤が現れるのを待つ。圭と佐藤の対決の時が再びやってくる。 アマゾンより引用
亜人 第8巻
第7巻からの続きになります。表紙には顔や体の一部が空洞になっている亜人がこちらに突撃しているようなシーンが描かれており、背景は緑色になっています。
小倉から亜人についての詳しい説明を受けた永井たちは、佐藤を止めるために、佐藤が襲撃予定の高層ビル、フォージ安全ビルの中で事前に待ち構え、そこで佐藤から殺害予告を受けた社長と秘書の要人2人を戸崎の部下たちが守っています。
下の階から段々と銃声が近づいてきた時、佐藤の殺害ターゲットである社長が1人立ち上がり、部屋の奥にあるセーフルームに逃げてしまいます。
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しかし、もうひとりのターゲットである秘書の女性は私は逃げませんから大丈夫ですと冷や汗をかきながらその場に座っているのですが、かつて、亜人の田中を使って会社の防弾ベストの実験を行った際のことを思い出しているようです。
一方、佐藤の仲間たちは、どんどん目的地に進んでおり、その先に待ち構える永井たちの策略にハマりつつありながらも、ハッキングをしている佐藤の仲間奥山が永井の姿を監視カメラで見つけた際には、もう無線が使えない状態になってしまいます。
その時、奥山は全てが罠であることに気が付き、電話をかけようとするのですが、後ろから下村の亜人に麻酔銃を討たれてしまい、そのまま倒れてしまいます。
防弾ガラスで守られた社長室に突入した田中たちは、一斉に狙撃を行い、防弾ガラスのドアを破り、中央に座っている秘書に銃口を向けるのですが、その時秘書が泣きながら謝り、撃つのををためらっていた所、突然室内に亜人の粒子が発生し、田中の視界が遮らえてしまいます。
IBMは亜人にしか見えない・・・。この特性を利用して、永井は田中たちの視界不封じ、その好きに戸崎の部下、平沢たちが一斉に麻酔銃を撃ちはじめるのでした。激闘の末、無事に田中たちを捕獲した永井の作戦は成功したかのように見えたのですが、その後に佐藤が行った想定外の方法でこの作戦が少しずつ崩壊していくことになります。
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