シリアス 歴史 男性主人公 青年漫画

イノサン 第1巻|坂本眞一 (著)

投稿日:

スポンサードリンク

18世紀、「自由と平等」を望み、現代社会の出発点となったフランス革命。 その闇に生きたもう一人の主人公シャルル-アンリ・サンソン。彼は、パリで死刑執行人を務めるサンソン家四代目の当主。 その過酷な運命に気高く立ち向かった“純真”を描く、歴史大河の開幕──!! アマゾンより引用

 

イノサン 第1巻

 

表紙には物凄くキレイな絵で顔色の悪い男性が描かれているのですが、写真のような描写に圧倒されながらも、血痕のような赤い血がポツンと表紙にかかれていますので、ただならぬ雰囲気を感じます。かなりリアル系の表紙になります。

1793年1月21日午前10時22分。革命広場を埋め尽くす2万人の観衆が静まり返る中、かつて国王ルイ16世と呼ばれた男の首筋に銀色の刃が滑り落とされた。一人の無垢な男の手によって・・・。

ページを開けるといきなり類16世が処刑された絵がかかれていて、とにかくリアルで写実的な上にカラーページになっているので、歴史の教科書でも間違えてみているのかと思うくらいでした。

1753年5月パリ市城門外 サント・アン通り。人形を持った一人の幼い少女が大きな屋敷の中を歩いており、その屋敷の奥の部屋の鍵穴を除くと、そこには得体の知れない部屋がありました。

スポンサードリンク


その後、パリ市街。

国王陛下からの布告が役人に読まれており、貢租税、間接税については、4%上乗せすることによって320万リーブルの増収を見込むこととする。神の恩寵によりフランス国王に対してナバル国王たるルイによる万民に敬礼する。ヴェルサイユ宮殿にて1753年5月・・・・。

それを聞いていたパリ市民たちは、難しくてよくわかんねーよ、俺たちゃ字が読めねぇんだ、もっと簡単に言ってくれ・・・、それを聞いたある程度身なりの良い男性が、とにかくまた税金が取られるって話だよ。こっちは子供6人抱えてどうやって食べさせるか頭いたいよと話しています。

そこに、黒いマントをした犬のエンブレムをつけた男性が馬から降りて歩いてくると、周囲の群衆たちは子供の目を隠し、自分たちもこう呼んで目をそらすのでした・・・・、死神の親子だと・・・。

その親子の名前はサンソンであり、サンソンに触れちまったら悪魔に取り憑かれちまうって噂だぜと人々は恐れ始め、この二人の親子が通ったとには水を撒くものまで現れる状態になりました。

この人々から悪魔と呼ばれている二人の親子、サンソンの正体は一体何なのか?、なぜここまで人々から嫌われ恐れられているのか?、ぜひ1巻をご覧になってみてください。

スポンサードリンク

-シリアス, 歴史, 男性主人公, 青年漫画
-, , ,

執筆者:

関連記事

no image

バイオハザード~ヘヴンリーアイランド~  第1巻|カプコン (著)、芦沢直樹(画)

スポンサードリンク バイオハザード ~ヘヴンリーアイランド~ 1 (少年チャンピオン・コミックス エクストラ)   バイオハザード~ヘヴンリーアイランド~  第1巻   ご存知、世 …

no image

遮那王 義経 源平の合戦 第1巻|沢田ひろふみ (著)

スポンサードリンク 穏やかな月日が流れ、漂太(ひょうた)の奥州下向から6年が経った治承4年(1180年)。平氏の横暴に不満を持った源氏が日本各地で動き始めていた――。そんなある日、奥州平泉に1人の密使 …

no image

Sエス―最後の警官― 第1巻|藤堂裕 (著), 小森陽一 (著)

スポンサードリンク 韓国大統領の来日に向け、警備に追われるNPS隊員たち。しかし、雑用を押し付けられた神御蔵の近くで無差別殺傷事件が発生。犯人の命を奪ってでも事態を解決する制圧部隊SATが出動したため …

no image

海賊とよばれた男 第4巻|百田尚樹 (著), 須本壮一 (著)

スポンサードリンク 時代は明治41年。若き国岡鐡造(くにおか・てつぞう)は神戸高商の最終学年になり、従業員たった3名の「酒井商会」へと就職をはたした。神戸高商時代の同級生が大会社で活躍していく中、鐡造 …

no image

ヒトクイ-origin- 第1巻|MITA (著), 太田羊羹 (著)

スポンサードリンク 集団突然死事件が頻発する世界。いずれも死因は心臓麻痺。その謎の鍵は、チェーンメールにあった。メールに記された存在“ヒトクイ”とは一体―――男子高校生・陽太がこの謎に挑む!!恐怖とサ …