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明智光秀は、果心居士から自分が信長を討つと予言され激怒するが、信長による蘭奢待切りの予言が的中したことに驚愕する。そんな中、時代は織田・徳川と武田の決戦、長篠の戦いに向けて動き出す! アマゾンより引用
信長のシェフ 第14巻
第13巻からの続きになります。今回の表紙は、ケンガ無精髭を伸ばし、紐のようなものを両手で持っているシーンが描かれています。相変わらず何をやっているのかはよく分かりませんが、背景は黄色っぽい色になっています。
明智光秀は、未来が見えると自称するケンと同じく、平成の時代からタイムスリップしてきた松田からこうそそのかされます・・・、あなた様が信長公をお討ちになるのです。
その話を聞いた光秀は偶然だ、この果心は何処かで情報を仕入れていたのだ、私が信長を討つことなどありえない、あのような者の言葉を気にすることはないと一人不安になっていたところ、松永からの書簡が届きます。
その書簡には、こう書かれていました、甲斐の武田都の戦は一年後、三河国設楽原で行われる。その戦に明智光秀は呼ばれない。松永様のご協力を得て再び予言させていただきました。この予言が当たりましたら私を信用してくださるでしょうか・・・。
その頃、ケンは夏と一緒にタピオカ風宇治抹茶ミルクを食べていて、ケンは信長が朝廷の接待を受けるため、料理人は暇を持っていることを告げ、夏に対して何か俺にしてほしいことはありますか?と訪ねます。
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夏は恥ずかしそうな表情をしながら、分かった考えておくと答え、一緒に出かけようとすると、あの御坊様(松田のこと)、お前のはぐれた同郷の人の一人じゃないのか?とケンに話しかけます。
ケンは、なぜ夏さんがそのことを・・・と冷や汗をかきながら答えると、夏は、ほら、お前と初めて京都の川であった時、お前が川に逃れた後、三好の雑兵が後三人だったなと話していたことを覚えていたのでした。
三人・・・、ようこ、松田、あと一人いるのか?
松田は本願寺顕如と対談しており、明智光秀が織田信長を討つ、私が見た未来でございますと顕如に告げると、顕如はようこに対して、そなたにも同様の未来が見えるのか?と確認し、ようこはそれは・・・と言葉を濁します。
それを見た松田は私の妖術をお見せしますといい、顕如様にお酒を献上させていただきますと言いながら、泡が出る酒をついでみせ、発泡酒自体は珍しいものではない、私はこの泡を自由に操り、形を作ってみせるといって、泡を円の形にしてみせます。
その後、松田は顕如と上杉謙信の同盟の話にもふれ、一つご忠告を、上杉様にはお時間が残されていない故と伝えると、顕如は意味ありげな笑みを浮かべながら、その方の言葉心に留めておきましょうと答えるのでした。
その席を後にした松田は、ようこに対して、僕はね、明智光秀を主君にする、主君に天下を取って欲しいと思うのは当然だろう?、次は三河に行くと言い残してその場を立ち去ります。
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