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岡本が猟師になって早1年。禁猟期でも狩猟本能は止まらない。春には山菜、夏にはアメリカザリガニ、秋には猟期に備え、自給自足の訓練!? 今冬は、ついにヌートリアの捕食に成功する。その一方で、岡本は狩りの最中、目を負傷してしまう。師匠の佐々木さんに救助されるが……。慈愛溢れる狩猟エッセイコミック第5弾! アマゾンより引用
山賊ダイアリー 第5巻
第4巻からの続きになります。表紙にはカピパラ?、ヌートリア?のような動物が描かれていますので、今回のターゲットの中にこのカピパラ?、ヌートリア?のような動物が出てくるのかもしれません。
春は山菜採りの季節です。
猟師だからといって、肉ばかり食べているわけではありません。山野草も立派なごちそうなんですよ・・とのことです。このことから、今回の序盤は、岡本さんが山菜採りを行ったときのことから描かれているようですね。
2010年4月3日。
スーパーカブに乗った岡本さんは、車も入れない悪路までやってきて、まだ少し寒いけど、どうやらこの先にお目当てのものがあるそうです。その先にあったものは、タラの芽であり、タラの芽は幹にトゲがあるのでわかりやすいらしく、食べごろの大きさの目を手で採取する岡本さん。
ただし、高いところにあるタラの芽は少し工夫が必要とのこと。
ここで、岡本さんはクマ対策として、蚊取り火をつけた線香を腰に取り付けます。どうやら蚊取り線香の匂いでクマがこちらに気がついてくれて、回避してくれるらしく、タバコでも代用できるとのことです。
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先程の高い位置にあるタラの芽ですが、鉤棒やロープなどで枝をたぐり寄せて取れば簡単に取れるそうなのですが、タラの芽はあまり取りすぎないようにしておくのが最低限のマナーらしく、新芽がなくなると木が枯れてしまいますとのことでした。
採取したタラの芽は濡れた新聞紙にくるんで持ち帰るとのことで、暫く山道を歩いていると、コシアブラを発見した岡本さん。タラの木と同じウコギ科のコシアブラも強壮成分が多い山菜とのことですが、コシアブラはこの漫画で初めて知りました。
大きな溜池の法面に着いた岡本さんは、ワラビを発見し、ツクシとノビルも発見して採取をしていたところ、クロモジという紅葉のような葉っぱを発見します。乾かしてお茶に出来ますが、生木からでもお茶は出るそうで、独自の芳香があり、胃腸に良いと言われているため、高級な爪楊枝に使われているそうです。
その場でクロモジを沸かして飲み干す岡本さんは見るからに満喫してそうです。
小一時間で、この場所から得られた主な野菜がこちらだそうで、ツクシ、ノビル、イタドリ、葉わさび、タンポポの葉、ヤブカンゾウ。短時間でこれだけの野草が取れれば狩猟で得た肉と合わせても色々と調理ができそうですね。
この後、帰宅した岡本さんが、これらの採取した野草を調理するシーンが詳しく書かれていますので、興味があれば是非第5巻を見てみてください。
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