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赤橙 第1巻|大部慧史 (著), 小川亮 (著)

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高校生探偵、黒星潤が逮捕に協力した凶悪殺人鬼・大瓦ユウキが逃走した。雷鳴轟く豪雨の夜に起きた本当の悲劇は、殺人鬼が邸の人を皆殺しにしたことではなく、愛する少女・かなえが潤の兄に襲われたことでもなく──最凶の怪物が生まれたことだった。異能の天才と警察が繰り広げる頭脳サスペンス、開幕!! アマゾンより引用

 

赤橙 第1巻

 

表紙には拘束椅子に座っている白スーツをきた男性が描かれていて、赤色の幕で覆われた鳥かごを持ち、右手には金色のピストルを握りながら、正面方向をじっと見つめています。ただ赤燈のタイトルとの関連性がこれだけでは分かりにくいので、中身を見ていくことにしましょう。

思ったんだ、大好きな人を守らないと、たとえ僕が怪物になっても、物語が始まる、豪雨が大地を叩き、雷鳴が空に轟いていた、灼熱の炎の中で怪物が誕生した、その日から・・・。

時系列は一週間前、大瓦が警察に取り囲まれているシーンから始まり、その大瓦を逮捕するきっかけになった高校生である黒星の事が新聞かポスターに書かれていて、それを見た女性たちが駆け寄ります。その現場を見ていた1匹のカラス・・・。

どうやら黒星は相当なお金持ちの家庭らしくて、お城のような豪邸に戻ると中にはメイド長からメイド、執事など多くの使用人が待ち構えている暮らしぶりのようですが、母親は5歳の時に病気で死に、父も母も後を追うように事故で死んだ。

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その使用人の中にかなえちゃんという17歳の女性がいて、この女性だけは特別な扱いらしく、黒星は自分の名前、潤ちゃんと呼ぶように話しかけて、アレ・・しないとかなえちゃんが問いかけると、どうやらテレビゲームを始めたようです。

かなえちゃんは父が亡くなる少し前に、児童養護施設から引き取ってきた女の子らしくて、黒星とはその頃から特別な関係であったようです。

食事をしていると、メイドから明様がお呼びですと伝言が入り、黒星の兄である明から10年ぶりに連絡が入ったことに困惑しながら、指定された兄の部屋に向かうと、自分の会社に協力しろと話しかけるのですが、黒星は医者になりたいと返します。

兄の明はその時表情が急変して、だがお前には無理だとにらみつけ、黒星は体がズンと何かに叩きつけられたような恐怖感で怯えてしまうのですが、何とか正気を保って、学力には問題ないと返します。

しかし、兄の明は勘違いするな、お前には俺以上の怪物が潜んでいるので、医者になることが無理であることを告げるのですが、それを聞いた黒星は不気味な感覚と不気味な笑みを浮かべて、その場を走り去ることになります。

黒星の中に潜んでいる怪物とは一体何なのか?、これから正体が明かされていくことになります。

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