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そば屋幻庵 第10巻| かどたひろし (著)、梶研吾 (著)

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勘定方役人としての重職を早々に隠居した旗本・牧野玄太郎。それは、蕎麦の担ぎ屋台の親爺として第二の人生を歩むためだった!身分を隠し、如何に美味い蕎麦を打つかに熱中する玄太郎の屋台[幻庵]には、様々な想いや事情を抱えた人々が訪れる アマゾンより引用

 

そば屋幻庵 第10巻

 

第9巻からの続きになります。今回の表紙は武家の格好で横を向きながら微笑む玄太郎と、お座敷で手ぬぐいを持ってしゃがみながら何かの踊りを舞っている藤丸が描かれています。

藤丸が江戸の街を1人で歩いていると雪が降ってきて、雪が降る中、その先にはそば屋のオヤジの格好をして傘をさしている玄太郎が1人たっていました。どうやら藤丸と待ち合わせをしているらしく、他の予定のメンバーは用事ができて参加できなくなったとのことです。

そんな訳で、今日の芝居、艷乃一座の芝居見物に行けるのは、私と藤丸姐さんだけになってしまったことを告げ、どうしたものかと藤丸が玄太郎に確認すると、姐さんさえ良ければ二人で行きましょうか?と返され、藤丸は顔が赤くなるのでした。

艷乃一座の芝居を見ていると、興奮した他の観客に押された藤丸が突き飛ばされてしまい、そのまま玄太郎に抱きつく形になったのですが、玄太郎は表情ひとつ変えず、藤丸に大丈夫ですか?と話します。

藤丸は真っ赤な顔をしながら、この藤丸様が抱きついたっていうのに、落ち着いちゃってさ・・・、とちょっとモワモワした感じで玄太郎の方を見つめます。

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芝居が終わり、玄太郎と藤丸が二人で歩いていると、玄太郎からお茶でもどうですか?と誘われ、そのへんのお茶屋で団子を食べながらお茶を飲むことになるのですが、団子を食べながらも玄太郎はそばの話をしてくるので、藤丸は本当に蕎麦が好きなのねと話します。

二人で団子を食べていると、藤丸は相当有名な芸者のため、それを見ていた他の客が噂を初めて、江戸一番の売れっ子芸妓がなんであんなオヤジと一緒なんだとボソボソ言い始めたので、流石にこれはまずいと感じた玄太郎はその場を出ようとします。

しかし、そこに通りかかったのはあの町奉行の常磐であり、江戸の治安を守るために市中を見回りしているらしく、そこで偶然見かけた藤丸と玄太郎の姿を見て、まさか二人がこんな仲だったとはなと、勘違いをした状態で話しかけてきます。

藤丸も玄太郎もたまたま芝居を見に行っただけと答えるのですが・・・。次から次から知っている人たちに見つかり声をかけられてしまい、なんだかいろんな方々から勘違いをされてしまったことを藤丸と話します。

その時、玄太郎の顔色が一瞬で変わり、その先にはあのおみつが団子を食べながら歩いてきたので、他の人はともかく、おみつだけはまずいとのことで、急いでその場を立ち去るのでした。

藤丸は玄太郎の口調が時々、お武家様のようになる事に気が付き、このそば屋のオヤジが一体何者であるのかを考えたのですが、まあいっかと、特に気にする様子はないようです。

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