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「私が“生きる希望”をあげる」 架橋明日は家族を事故で失い、引き取られた親戚のもとでも辛い日々を送っていた。全てに絶望した少年は、中学校を卒業したその日、ビルの屋上から身を投げる。しかし、少年はそこで1羽の天使と出会う――!? アマゾンより引用
プラチナエンド 第1巻
表紙には赤い髪の男性が横向きになっていて、リングのような物に囲まれながら、白い羽のようなものが付近に確認できますが、プラチナエンドのタイトルとこの表紙の関連性がよくわからないので、早速中身を見ていくことにしましょう。
人は誰しも幸せになるために生まれ、人は誰しも幸せになるために生きている。
高校の卒業式が終わり、教室内で同級生が話し合っている中、1人だけ黙って自分の席に座っている男子生徒がいて、うつろな目をして学校を出た後、コンビニでメロンパンを購入し、タワーマンションである自宅に帰宅します。
しかし、その足で屋上に行き、死ぬか・・・と一言声を出し、幸せになりたかったとその場から飛び降り自殺を図ります。衝撃音がした後に、自分に意識があることに気がついたこの男性は、もうあの世?、いや天国とか地獄とかがあるのか?と動揺します。
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そこでゆっくりと目を開くと、羽の付いた天使に抱き抱えられていて、そのまま天国に連れて行かれるのなら、まあいいかと納得していた所、天使のような女性が、間に合って良かった架橋明日くん・・・と自分の方を見ながら、自分の名前を声に出して話しかけます。
どうやら、飛び降りた後に地面に衝突する瞬間、この天使が架橋をキャッチして命を助けたらしく、自分が死んでないことを悟った架橋は、余計なことをするな殺してくれとこの天使に答えるのですが、天使は飛び降りる際に、幸せになりたかったと語っていたことを告げ、助けたようでした。
架橋には、どうやら自殺をしないといけないような事情があるようで、7歳の時に家族がみんな事故で死んでしまい、その後は身寄りのない架橋を叔母が引き取ったのですが、その頃から辛い毎日が始まりました。
奴隷以下の生活で、殴られ蹴られ、家事雑用にこき使われ、寝起きは物置部屋で、中学を出たら働け、金をすべて入れろ、それで生きる希望も全て無くして飛び降り自殺をした所、特級天使の私が生きる希望を上げるために助けたとの頃。
そして、天使の矢、この赤い矢を刺すと、男でも女でも明日(架橋)くんを33日間好きになる、もう一つは天使の羽、どちらか一つを明日君に挙げられる希望だと天使が問うと、明日はじゃあ、両方共くれよ、それなら考えてもいいとうつむきながら答えるのでした。
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