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既存の人類との共生か、それとも敵対か――。亜人となった永井圭が最初に接触を試みた同朋、「帽子」こと佐藤の正体は凶暴なテロリストであった。自分に凄惨な人体実験を行った当局の研究員の命をめぐって、永井圭は皮肉にも佐藤との全面対決に踏みきる。 アマゾンより引用
亜人 第3巻
第2巻からの続きになります。表紙には銃を持った亜人の姿が描かれていて、手の部分のみのアップですから、誰の亜人なのか分かりませんが、不気味な雰囲気満載です。
永井が捉えられていた研究所では、警備員が数多く殺害されており、ライフル銃を持った佐藤が永井を連れてこの研究所を脱出しようとしている最中に、永井が今にも泣きそうな顔でよろしくお願いしますと嘆願してきます。
佐藤はじゃあ急ごうと話すのですが、この永井を見て、初めて話した時に感じた違和感を思い出した、妹の心配を口にはしているが、どこかうそ臭い感じ、亜人になったらとかじゃない、もっと根本的にこの子はおかしい。もう少し様子を・・・。
更に研究所を進んでいくと、ドアの内側から音がし、佐藤がその部屋に入ると、ドクターと思われる研究所の人間が手を上げて、うつな、我々は警備員じゃないと話すのですが、佐藤は無視してそのまま1人を狙撃してしまいます。
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順番に佐藤がライフル銃でこのドクターを狙撃しようとすると、それを見た永井が、佐藤の銃を手に取り、銃口をそらしてドクターを助けながら、助けている身分で大変言いにくいんですが、無抵抗ですし殺さなくてもいいんじゃと狙撃を阻止します。
佐藤は麻酔銃を持っているかもと永井に話すのですが、だったら目を潰すとか腕をおるとかどうです?と、ドクターを殺させないように佐藤を説得するため、佐藤は失敗だったよと、永井を討とうとすると・・・。
佐藤からライフル銃を奪った永井は、その中で佐藤にライフル銃の銃弾を浴びせ、ごめんなさい、とっさいに・・・と話すのですが、佐藤は長井に対して、君もぶち殺してやると、殺意をむき出しにしながら一旦息絶えることになります。
それを見た生き残っているドクター2人が、麻酔銃がないか?と話し始めると、佐藤は亜人の力で今にも生き返ろうとしています。
そして佐藤は生き返ると、永井やドクターがいなくなっていることに気が付き、部屋の何処かに隠れているであろう永井たちに、私が殺すと言ったのは比喩ではない、亜人は死ぬんだと大声で話し始めます。
佐藤は亜人が死ぬ仕組みを説明しながら、私は今から必ず君を断頭する、そしてその頭を拾い上げ、少し離れた所で新しい頭が作られてしまうさまを絶命するまで観察させられる、私を殺したことを死ぬほど公開させてやると、巨大なサバイバルナイフを持ち、室内に隠れている永井を探し始めるのでした。
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