スポンサードリンク
不死のテロリスト・佐藤の凶行は第2ウェーブへと移行。亜人利権に浴する要人11人の暗殺を開始した。佐藤を止めるべく永井圭は亜人管理委員会の戸崎とその配下の戦闘集団と共闘することを決意。暗殺リスト11人のうち「フォージ安全」社長・甲斐敬一とその秘書・李奈緒美に狙いを絞り佐藤要撃を目指す。 アマゾンより引用
亜人 第7巻
第6巻の続きになります。表紙には左手でポーズを作っている亜人が一人立っていて、その手の部分以外は真っ暗になっており、背景はオレンジ系の色になっています。
戸崎と河原で内密に会っている曽我部が戸崎に渡した資料には、佐藤に反対して捕獲され、その後に行方不明になってしまった消防士がファイルされており、この消防士はどうやら永井の仲間として、戸崎が裏切った際に何かしらの行動をする予定であると、永井が戸崎に話します。
もし、僕の身に何かあり、その報告が途絶えた時、彼のIBMがアンタの恋人を殺す。
それで、戸崎がその消防士の身元を追っているらしく、曽我部から資料を受け取った際に、極秘の会談があることを戸崎に伝えあるのですが、戸崎はそこで大臣に伝えてほしいことがある、対亜人特選群出動許可がほしい、次で終わらせると提案します。
スポンサードリンク
曽我部は戸先に対して、自分たちは仲間なんですから、せめて潜伏先くらいは報告しておくべきだと主張するのですが、その時、後方から物音がしたため、戸崎が銃を持って構えると、それはただの鳥が飛んでいただけでした。
しかし、その戸崎の冷酷な顔を見た曽我部は、冷や汗をかいてしまいます。
戸崎は岸先生はなぜ暗殺されたんだ?、潜伏先は我々しか知らなかったはずだ、と思い出し、曽我部に前言撤回だ、私は出席すると皆に伝えてくれとその場を去ろうとすると、戸崎がもう一つの頼まれものを戸崎に手渡すのでした。
そのファイルは曽我部が相当危ない橋を渡って入手したものらしく、保管には十分注意して下さいと怯えながら手渡すほどの極秘ファイルのようです。
料亭内で会合が始まり、そこで対亜の出動要請の話になっていた時、大臣が佐藤の問題ではなく、永井の捜索に尽力することが急務・・そう話していると、料亭の庭に首がない亜人が立っており、そのまま大臣のいる部屋に向かって襲撃を開始します。
亜人に対抗するため、スプリンクラーを稼働させようとした瞬間、部屋の窓からもう一人の亜人が侵入してきてSPの腕を切り落とし、殺害目標であった戸崎が部屋にいないことに気が付きます。
その時、会合に来ていた1人の男が、わざとじゃない、戸崎は来ると言った、そのはずだったんだと怯えて話だし、それを見た亜人がその男を殺してしまうのでした。戸崎は内通者がいることを予測して、あえて曽我部に嘘の情報を流し、それを確かめるために曽我部を利用したのです。
スポンサードリンク