ホラー ミステリー 男性主人公 青年漫画

ギョ 第1巻|伊藤 潤二 (著)

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ギョ 第1巻

 

タイトルは「ギョ」のみであり、大変珍しいタイトルの文字数がわずか二文字しかないコミックになります。表紙には足の生えた変な魚みたいな奴が歩いていて、その背景に水着姿の女性と男性がこのへんな魚みたいなやつに怯えているような姿が描かれています。名前もタイトルも奇抜なこのコミック、気になりますので早速中身を見ていきましょう。

冒頭から軍艦のような物が沈んでいる海底でダイビングをしている男性がいて、サメを見つけてヤバイといながらにげようとしていたら、変なミサイルのようなも物が猛スピードでやってきて、なんだ今のは・・・と、気を取られていると、そのすきにサメが目の前に迫ってきており、海の上のクルーザーで待機していた女性、華織(かおり)に急いで船の上に引き上げるように指示をしているのが潜っていた男性・忠(ただし)になります。

船の上にギリギリで脱出できた忠はサメに向かって、畜生おととい来やがれと叫びながら、まいったよ、死ぬところだったと疲れた表情で華織に話すのですが、その際にあのミサイルのようなものはんだったのか、妙なものが猛スピードで横切っていたがと話しかけたものの、華織はもう別荘に戻りたいからと答えてきたので、その場でクルーザーを運転して戻ることになります。

表紙に描かれていた男性が忠で、水着の女性が華織のようですね。

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そして、港に帰り陸に上がって別荘に戻った2人は、忠とキスをすると臭いので毎回歯磨きをしてくれとか、ふざけるなそんな神経質に付き合ってられるかとか、お前のわがままについていけるかとか、突然喧嘩を始めてしまい、忠が華織にとっとと帰れ、帰れ、帰れと冷たく言い放つと、華織はそのまま出ていってしまい、心配になった忠が外に出て華織を捜し始めます。

すると、酷い異臭が発生しており、華織は悲鳴を上げてその場に座り込んでいたのですが、草むらからはハブのような物が動いていて、生ゴミのような悪臭が酷いため、華織は早く帰りたいといってそのまま別荘に戻った2人は、別荘の中が異常に臭いことに気が付き華織がパニックになりまたシャワーを浴び直し始めます。

忠が外に出てみると、何故か外は臭っておらず、別荘のシャワーをあびている華織は段々臭いがきつくなってくることに苛立ちながら、臭いが更にひどくなると怒っていると、浴槽の物陰で何か変な音がしているのに気が付き、それを恐る恐る見た華織は、そこで凄まじい悲鳴を上げることになるのでした。

防臭スプレーを買って戻ってきた忠が部屋のドアを開けると、中から凄まじい悪臭が発生しており、フラつきながらも別荘の中で華織を探していると、全裸で動かなくなった華織が倒れているのを発見し、忠は華織を心配そうに起こそうとします。

この漫画、独特の絵柄であり、話の内容も大変奇抜なホラー漫画ですから、人によって意見が分かれるかもしれませんが、個人的にはお勧めできる漫画だと思いました。果たして、この悪臭の正体は一体何なのか?続きを是非ごらんください。

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