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古都アイテーリアの裏路地に繋がった、居酒屋「のぶ」。異世界の住民達は、馴染みのない異国風の料理と冷えた「トリアエズナマ」のあまりの美味さに次々と虜になっていくのだが…!?異世界グルメファンタジー開幕! アマゾンより引用
異世界居酒屋「のぶ」 第1巻|ヴァージニア二等兵 (漫画), 蝉川 夏哉 (原作), 転 (その他)
表紙には居酒屋の中でビールと唐揚げを持った店員らしき日本人の女性が後ろを振り向いているのですが、よく見ると店内にいる客は、中世のヨーロッパのような服装をしている違和感のある外国人ばかりなので、この居酒屋は何か特別な事情があるようです。
早速、中身を見ていくことにしましょう。
場所は中世のヨーロッパのような城壁の古都アイテーリアにて、隊長の命令で全員整列をしていた兵士たちが、それが終わると今日は給料日だといいながら、仲の良さそうな兵士2人で歩きつつ居酒屋「のぶ」という看板の店に向かっているようです。
この店を見る感じ、どう見ても時代設定とは場違いなこの居酒屋「のぶ」には何か秘密があるようですね。
そうして、のぶの入り口がガラス製であるのを見て、相当な高級店であるのかと思った兵士たちは支払いは大丈夫なのか?と、それを気にしながら、店内に入っていくのでした。
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店内には中世ヨーロッパのような世界とは場違いな、現在の日本の居酒屋になっており、そこで表紙に出ていた女性がいらっしゃいませと言いながら、入ってきた2人に生ビールを提供すると、そのコップがガラスで出ているのを見て、とても驚くのでした。
ちなみに、ビールのことを兵士たちはエールと呼んでいるようです。
恐る恐る、そのガラスのコップに注がれているエールを飲むと、兵士の一人が牛のションベンだと言い、それを聞いたもう一人の兵士が、は?と反応していると、美味いとか不味いとかそんなもんじゃない。段違いすぎる。今まで飲んでいたエールは牛の小便だと感動しながら驚いています。
次に出てきたのは、オトーシであり、単に枝豆を塩で茹でたよくあるものなのですが、それを食べた兵士たちは、生に合う、うまいうまいと言ってオトーシの枝豆をビールを飲みながら味わっていて、タイショー、今日は何を食べさせてくれるのか?と聞くと、今日はおでんだと答えます。
この兵士たち、普段はとてもまずい戦闘食を食べているらしく、あまりの旨さに感動。
オデン?、初めて聞く名前だと不思議がる兵士ふたりに、オデンが出され、プルストは入っていないのか?、兵士は不思議そうにタイショーに尋ねるのですが、見たこともないこのオデンを見た兵士たちはひとくち食べて、その旨さに更に驚くことになり、アツカンと一緒にうまいうまいと感動しながらオデンを食べていきます。
この漫画、どうやら中世のヨーロッパぽい城壁の中に、日本の居酒屋が営業してるまったりとしたグルメ漫画のようですね。
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