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リハビリを開始した悟はついにアイリと再会する。記憶が取り戻せず、もがき悩んでいた悟は、アイリとの出会いをキッカケにかつての自分を取り戻すことは出来るのだろうか?そして…アイツも動き出して…! ? アマゾンより引用
僕だけがいない街 第7巻
第6巻からの続きになります。表紙には松葉杖をついて歩いている2006年の悟が歩いていて、その近くにある大きな木に登って上を見上げているピザ屋のバイト先の同僚アイリが片足だけ靴下を履いている状態で上を見上げています。
前巻で、真犯人の正体がわかった悟はどのようにしてこのリバイバルの世界を変えていくことになるのでしょうか?、また犯人を追い詰め母親を助けることは出来るのでしょうか?
車椅子に座っていた悟は、突然目の前に現れマスコミを殴り倒した女子高生を見て、大変驚きながら、なぜだ?、僕はこの娘を知っている。このまま帰すな・・・。何か話しかけろと自分に黙って言い聞かせます。
その時、この女子高生が話した言葉、全力で踏み込む・・・。
それを聞いて、すごくいい言葉だと答える悟は、自分に対して執拗に付きまとっていたマスコミ関係者をこの女子高生が殴って追い返したこと以外にも気になることがあるようです。
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女子高生が、両手でカメラのフレームを作りながら悟の方を向き、わたし夢があるんだ・・・と話し始めると、悟はその夢の続きを訊かなければならないと感じ、どんな夢なのかを確認します。
女子高生は写真を撮りたい、大好きな空の写真、日本中とか、世界中とか、カメラを持って旅をしたい、そんな夢・・と、両手で作ったカメラのフレームを空に向けてそう語るのでした。
そこで、悟は、なんだかずっと聞きたかった答えを聞いたような気がすると感じるのですが、・・・その結果、思い出した言葉はAIRI・・・、そしてAIRIと出会ったこれまでの過去の記憶を少しずつ思い出しながら、悟はその場で倒れてしまうことになります。
そうして、悟はまた過去の記憶が蘇ってきて、クラスで修学旅行に行った際のことを思い出すのですが、それは中学生の頃の記憶であり、これは夢なんだろうかと疑問に思う悟の想いとは裏腹に、ケンヤが他校の生徒と喧嘩をして怪我をしてしまい、ヒロミがワセリンで止血をしているシーンを思い出すのですが、何かがおかしい・・・。
その時、ケンヤにワセリンを塗っている鏡に写っていたのはヒロミではなく悟であり、なぜ、僕なんだ、ヒロミは何処だ?、いない、どうして?、この時この場所に居なかったのは僕のはずだ?、いや違う、これは僕の記憶だ・・・、混乱する中、そう認識した途端、記憶が触れ出てくることになります。
僕なら助けられたはずなのに・・・。記憶つなぐ鍵は何処だ??
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