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アキラがみつけた写真、りおんに取りついた謎の病原菌、扉に描かれたエデンの園、ヘリを踏みつぶした巨大獣、記憶喪失の少女・ミイナ……。最後の塔で続々と判明していく島の謎。アキラ達が行き着く、衝撃の真実とは!? 少年達のサバイバル冒険譚、ついに完結! 衝撃のラストに震撼せよ!! アマゾンより引用
エデンの檻 第21巻
第20巻からの続きになります。表紙にはアキラと、りおんが手を繋いで中央に立っていて、その周囲には真理谷や大森、ミイナ達大勢がが笑顔で並んでいます。
修学旅行中に謎の島に墜落してから、もう随分長いこと苦戦しながらも活躍してたメンバーたちですが、やっと無事にこの島を脱出できたのではないかと感じることが出来る表紙になります。
尚、この巻がエデンの檻の最終巻になりますので、これまでの期待を込めて最初からもう1度の見返しつつ、この21巻を読んでいくことにしましょう。
アキラは最後の塔のある部屋の中で見つけた写真を手に取り動揺して震えていると、そこに、りおんがやってきて、怖い顔をしてどうしたの?と声をかけるのですが、アキラはそのまま写真をポケットに隠してしまいます。
隠すことはない、みんなに見せたほうが良いと考えるアキラなのですが、やはり見せる訳にはいかない、何でこんな写真がこんなところにあるのかと、顔面蒼白で1人で震えながら考えるのでした・・・。
はたしてアキラが見つけた写真の秘密とは?、どんどん読んていきます。
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そして、真理谷がHDDの解析が終わったことを告げ、そこにメンバーたちが集まると、HDDの中には、この島で見かけていた絶滅動物たちの設計図のデータが入っており、もう一つ、制作資料として使われた絶滅動物図鑑も入っていることを知ります。
しかし、その絶滅動物図鑑は、真理谷のパソコンに入ってたものと全く同じであり、なぜ?そのようなものがHDDの中に入っていたのかと不思議がる真理谷だったのですが、その図鑑のイラストを見て、ミイナの描いた絵と似ているのではないか?と気がついたメンバーがいます。
真理谷は図鑑のクレジットにミイナの名前が記されているのを見つけ、出版業界に詳しい会社員の男性が確認をすると、石動の子会社である講談社が出している図鑑なので、孫を溺愛している総帥なら孫の描いた絵を採用したのかもしれないと話します。
それを聞いた真理谷は、彼女が図鑑の絵を模写したのではなく、彼女が図鑑の元になる絵を描いたのではないかと考えるようになり、10歳のミイナが描いた絵をもとに、この島で見かけた絶滅動物が作られていたのではないかと考えるようになります。
その頃、あの写真をポケットに入れて青ざめたままのアキラに大丈夫なのか?と声をかける生徒たちをみて、更に不安がるアキラ・・・、の目の前で、りおんが突然倒れ、それを見た真理谷がりおんの首に動いている奇妙な青い物体を見つけることになります。
アキラが見つけた写真の正体とは?、りおんを襲った謎の青い生き物とは?、これまでの謎が全て解き明かされる・・・、事なくこのまま終わってしまうのは残念なのですが、できれば最後までみてただきたい、絶滅動物を扱ったサバイバル漫画です。
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