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少し変わってて、少しクールで、割と背が高い、北の町に住んでるイトコからの手紙――そんなような漫画です。東北の某ベッドタウン在住の作者(30代・独身・女)が、野鳥、ネコ、風物、方言、地元料理など“日常”のすべてをネタに綴る「身の丈ワイルドライフ」。読む者の自然観をへにゃりと揺るがすモーニングの人気連載作。かわぐちかいじ・さだやす圭、両審査員が激賞した第17回MANGA OPEN大賞作品も完全収録! アマゾンより引用
とりぱん 第1巻
表紙には強そうな顔をした野鳥のアオゲラが木の幹に止まっているシーンが描かれていますので、鳥のメインの漫画?、と言った感じでしょうか?、タイトル名もとりぱんなので、鳥がパンを食べているようなイメージがありますから、まったりとした鳥が主役なのかと感じる表紙になります。
パン屋ではパンの皮を10円で売っている・・・、この作者の方のお兄さんはコンビニ入ると手ぶらではでれないので、ガムとかを買ってしまう人らしいのですが、作者の方は手ぶらができる人らしく・・・、しかしパン屋ではとりあえず300円程パンの身を買ってしまうとのことです。
どうやら、とりぱんというのは、鳥が主人公なわけではなくて、作者の方の実体験を漫画にした、イラスト的にみてもおどるポンポコリンで一躍有名になった、ちびまる子ちゃん系の話のようですし、個人的には狩猟系の漫画である山賊ダイヤリーに近いイメージもあります。
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また、基本的に4コマ漫画形式で描かれており、画力重視ではなくて、まったりとした日常を描いた作者の方の鳥と触れあうような体験話が序盤から続きますので、多分、小さなお子さんでも見やすいのかと思うのですが、漢字にルビ、(ふりがな)が振られていませんので、やはり大人向けなのかな・・・。
先ほど、パン屋で300円分を購入した作者の方が母親と食事をしながら、パンの身の部分は両親に与えておき、その他の部分はどうやら自宅の庭にやってくる野鳥の為に、屋外の木の幹の近くの鳥の餌場を作ってそこのお皿の上に並べているようです。
しかし、最近スズメが全く来なくなり、更にはヒヨドリさえ来なくなり、作者の方の自宅の庭場はめっきり静かになってしまった原因は、体の大きいアオゲラが朝から晩まで餌場に居座っているからだそうで、このアオゲラにはポンちゃんの名称が付いており、体が大きいので他の鳥は怖くて寄ってこないそうです。
なんでも、このアオゲラのポンちゃんが作者の方の庭にやってきてもう4年になるらしく、それで常連になっている感じですね。
この漫画、序盤を見た感じでは、表紙のイメージとは異なり、作者の方の自宅の庭にやってくる鳥のことを延々と描いているだけなんですけど、なんか実家で見たような光景をそのまま描いてくれているので、思わず、ふむふむと頷きながら自然と先を読んでしまうような日常を描いた漫画になります。
ただ、鳥が大量に庭にやってくると、糞の処理が本当に大変なんですよね・・・。
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